ビルゲイツの面接試験
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「ビルゲイツの面接試験」(ウィリアム バウンドストーン)、書評

 本書は、知り合いの編集者の方に勧められて、読んでみた本である。結構おもしろい本だった。

 ビルゲイツの創立したマイクロソフト社では、いわゆる論理パズルを面接試験として取り上げ、重視しているらしい。

 面接試験では、富士山を動かすことができますか?とか、全世界にいるピアノ調律師は何人?とかいった奇抜な質問がなされるらしい。

 一企業の面接試験が、そのまま、本になってしまうところに、マイクロソフトの凄さや特異性が見られる。

 僕自身、知っていた問題もいくつかあって、それであれば、一瞬で答えられるのだろうが、これだと何も答えられないだろうな。というものも結構あって、試験に合格するかどうかは、問題や運に、かなり左右されるだろう。

 評価される。ということを抜きにすれば、取り上げられている問題は、純粋におもしろいものが多い。

 その意味で、論理パズル問題集としても非常におもしろい本だと思う。

 人が人を判別するということは、結局のところ、不可能だといっていいほど難しい。

 それは、判別する人や設定された問題自体、正しいという保証がどこにもないからだ。

 それでも、人を判別しなければいけないというところに、人事の苦労があるのだろう。

 マイクロソフトの面接試験は、それをなんとか切り抜けようとする苦肉の策の一つなのだろう。

 なお、本書の中で、バシェの分銅の問題が取り上げられている。

 本書では必要な分銅の数が、6つになっているが、実際には4つであるはずだ。(バシェの分銅の問題の答えを参照)

ビルゲイツの面接試験

ビルゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?

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From Publishers Weekly
マイクロソフトで採用面接を受けたことがある人は、本書のタイトルのような質問におぼえがあるはずだ。このほかにも、「なぜマンホールのふたは丸いのか?」「どうやってM&Mチョコレートを作るか?」「アイスホッケーリンクの総重量は?」「世界中のピアノ調律師の数は?」といった質問に頭を悩ませたことがあるかも知れない。こういった特定の専門分野に限らない一般的な問題解決能力を測る試験は、マイクロソフトや他の技術系企業、ウォール街の採用面接においてお決まりのものとなっている。
本書は複数の目的から書かれている――企業の採用活動に関する研究書であると同時に、IQ試験の意味についての本でもあり、面接の歴史についての本、パズル本でもある。科学ライターである著者のパウンドストーン(『Carl Sagan: A life in the Cosmos』の著者)はこうした面接の背景を明らかにしている。率直な文章によって、面接における論理性を見るための質問のルーツ(おそらく、1957年のショックレー半導体研究所において初めて現代的な形で現れた)を示したり、採用試験におけるIQ試験の歴史や心理学的研究、マイクロソフトで採用試験を行った人・受けた人へのインタビューを通じて、「あなたの強みと弱みは何ですか?」というありふれた質問をする代わりに、論理クイズをしたほうがよい状況を解説している。

本書の半分はこれらの質問に関する「答え」に費やされており、頭をひねる各問への解説が与えられている。特定の読者を想定した本ではないが、興味深い話題をとりあげた楽しく読める本である。
Copyright 2003 Reed Business Information, Inc.

出版社/著者からの内容紹介
これが出来れば天下の逸材
世界一スマートな企業の社員採用理念は、超高IQか、それとも型破りの発想と情熱なのか。並みいる秀才をうならせる、脅威の難問・奇問のパズルとクイズの数々。逸材発掘の秘術のベールを剥ぎ、難関突破の傾向と対策の全てを公開する。真の知性とは何かを根源から問い直す。

  
 
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