神鳥 イビス 篠田節子
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「神鳥―イビス」(篠田節子)、書評

 IBISとは、朱鷺(トキ)の英語名。IBISの発音記号は、【a'ibis】なので、イビスよりは、アイビスに近いようだ。

 朱鷺(トキ)とは、動物界・脊椎動物門・鳥網・コウノトリ目・トキ科・トキ。学術名Nipponia nippon。で知られる。佐渡島にいる鳥である。

 本書は、「朱鷺飛来図」という河野珠枝という夭折の画家が書いた一枚の絵をめぐるホラー小説。

 イラストレーターとして活躍している主人公がバイオレンス作家が朱鷺飛来図の秘密をめぐっていくうちに時空を越え、朱鷺飛来図が書かれるきっかけになったある凄惨な事件を体験することになるという、ホラー小説。

 人そのものではなく、人の作ったものに強い意味を求めている篠田さんっぽい作品。

 作品の作り方は、「カノン」と非常に似ていると思う。

 いいものを作る、たとえ命に代えても。

 という本書の中にある台詞は、篠田さんの作品に対する気概をもっとも強く象徴している気がする。

神鳥 イビス 篠田節子

神鳥−イビス

↑ご購入は、こちらからどうぞ。

内容(「BOOK」データベースより)
夭逝した明治の日本画家・河野珠枝の「朱鷺飛来図」。死の直前に描かれたこの幻想画の、妖しい魅力に魅せられた女性イラストレーターとバイオレンス作家の男女コンビ。画に隠された謎を探りだそうと珠枝の足跡を追って佐渡から奥多摩へ。そして、ふたりが山中で遭遇したのは時空を超えた異形の恐怖世界だった。異色のホラー長編小説。

内容(「MARC」データベースより)
美しいものは恐くなければならない。恐いものは美しくなければならない…。美しい絵の中に恐怖の構図が仕組まれていた「朱鷺飛来図」。その秘密を追うイラストレーターとバイオレンス作家がたどる、愛と地獄絵のような旅路。

  
 
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