カノン 篠田節子
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「カノン」(篠田節子)、書評

 贋作師が、気に入ったので、読んでみた自分の中での篠田節子さんの作品シリーズ第二弾。

 カノン(canon)とは、プリンタ、デジカメなどで知られる世界有数の日本の精密機械メーカーのこと。

 ではなく、対位法による多声音楽の作曲技法、またその技法による楽曲のこと。

 あとがきによると、いわゆる輪唱がそれにあたる。

 学生時代、鋭い音楽的才能を見せ、憧れ、恋人だった男が自殺した。

 学生の頃のまま、成長せず、大人になりきることもできなかった男。

 ただ、抽象的な世界に生き、他人と交わらず、落ちぶれて死んでいった男。

 その男から逆順に録音されたバッハのカノンの演奏が届く。

 そのときから、瑞穂には奇妙な耳鳴りが聞こえはじめるようになる。

 ホラーといっているけれど、実は人の生き方。というものをテーマにした本である気がする。

 これまた、すごくおもしろい。

  

カノン (文庫)

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出版社/著者からの内容紹介
学生時代の恋人が死の瞬間迄弾いていたカノン。そのテープを手にした瑞穂の周りで、怪奇現象が相次ぐ。「音」が紡ぎ出す異色ホラー

内容(「BOOK」データベースより)
学生時代の恋人が自殺する瞬間迄弾いていたバッハのカノン。そのテープを手にした夜から、音楽教師・瑞穂の周りで奇怪な事件がくり返し起こり、日常生活が軋み始める。失われた二十年の歳月を超えて託された彼の死のメッセージとは?幻の旋律は瑞穂を何処へ導くのか。「音」が紡ぎ出す異色ホラー長篇。

  

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