ザ・ケルン・コンサート―for piano みんなこんな本を読んできた ザ・ケルン・コンサート―for piano
 
 
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ザ・ケルン・コンサート―for piano ( キース・ジャレット )

本来その場にいた聴衆しか聴くことができなかったはずの即興演奏がCDやレコードとして残されているだけでなく、譜面まで買うことができるなんて信じられない幸せです。<P>キース本人はケルン・コンサートは即興演奏であり完璧な譜面を起こすことは不可能であることから出版には後ろ向きでしたが、“弾いてみたい!”という世界中の熱い声に押され、どなたかが書き起こして下さったスクリプトをキース本人が添削し出版許可をしてくれる運びとなったそうです。<P>耳で聴いただけではとても音を拾いきれない素人にはこれ以上嬉しいプレゼントはありません。難しいですがお気に入りの部分だけでも自分で弾けた感動を考えたらとても安いお買い物でした。

ケルンコンサートの楽譜ということで興味のある方の期待度は高いと思いますが、実際の曲に対する正確さは残念ながら決して高いとは言えません。本の冒頭にキースジャレットによる「まえがき」が各国語で載っていますが、ここから、ケルンコンサートの楽譜に対するニーズの総合的な意味での大きさや、おそらく自らが監修することになり、それに対してどのようなスタンスで関わるべきか、などの苦悩をうかがうことができます。そしてその結論はまえがきの最後の段落に記されています。<BR>まとめますと、この商品は「ケルンコンサートの楽譜」というよりは「キースジャレット関連のグッズ」として捉えることをおすすめします。

キースの耳コピーでは不可能な世界を目で確認出来る優れもの。見た目はかなり音が多く演奏は難しい。意外と多声で書かれており驚き。弾けるとかっこいいかも。

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