下巻のレビューです。<P>下巻の後半では、「あなたの会社がトヨタのようになるためにどうしたらよいか？」を考察しています。本書をいくら読み込んでも、もちろん、自身の会社をトヨタ式に変革できる、というものではありませんが、「訳者あとがき」にあるように、「十分に示唆に富む」ものだと思います。<P>トヨタ式はトヨタグループの皆さんが築いてきた尊敬すべきなにものかであって、トヨタさんと無関係な日本人が自分たちのものとして誇りに思ってよいようなものではない。<P>とはいうものの、トヨタ生産方式が日本の宝であることは、知っていなくてはいけないと強く思う者です。<BR>長年日本経済を支えてきた２本柱（素材産業の大きな顧客であったという意味からも）であった自動車とエレクトロニクスの今日の状況を見れば、１本柱になってしまうのではと危惧するほどです。<BR>本書とともに、トヨタ自動車さんの工場見学や、産業技術記念館の見学も、お勧めします。

大学の産業経済論レポートのネタとして読みました。<BR>普段は小説ばかりよんでる私にとって難しく感じられ大変でしたが、<BR>単に大学のレポートのためだけではなく、今後別の産業経営を考える上でも参考になりそうです。<BR>私はトヨタについて単に世界第３位の自動車メーカーぐらいのことしか分かっておらず、前々からトヨタについてもっと知りたかったので、この本の内容は興味深かったです。<BR>ただ、値段高すぎです。<BR>もっと貧乏学生の経済事情も考えてほしいです。<BR>だから、内容は良くても星３つ！