2分以内で仕事は決断しなさい―スピード重視でデキる人になる! みんなこんな本を読んできた 2分以内で仕事は決断しなさい―スピード重視でデキる人になる!
 
 
  ●トップページ   ●研究員紹介 ●研究所規則 ●著作権・免責・リンク ●掲示板 ●更新情報
仕事関連

▼お仕事のご依頼

執筆、取材、講演のお問い合わせはこちらからお願いします。

▼広告のご依頼

MM-Labo.com内への広告のご希望はこちらからお願いします。

2分以内で仕事は決断しなさい―スピード重視でデキる人になる! ( 吉越 浩一郎 )

これは単なるビジネス書、会議指南書の類ではありません。だから、読めばすぐに仕事が楽しくなるものでもないし、すぐに仕事のスピードが向上するわけでもありません。<BR>けれど、少なくともこれまで折に触れて抱いていたかもしれないマイナス志向の転換、普段の仕事への取り組み方を見直すのにいいキッカケになりました。<BR>トリンプの会議方法や企業風土を紹介する傍ら、実は行間に滲む著者自身の人柄や思考回路、一流の言い回しがキモだったりして。<BR>物事を前向きに捉えれば、仕事に限らず毎日がどんなに面白くなるかが分かる、この本は、そんな言わば‘日々の生活指南書’かもしれません。

1年ほど前に「早朝会議革命-元気企業トリンプの即断即決経営」(大久保 隆弘 著)を興味深く読んだので、今回は吉越社長ご自身による著書も手に取ってみた。私自身の伝統的日本企業、米国企業、在日外資系企業数社での勤務経験をベースに言えば、殆ど無意味な形式だけの合議制を重んじる日本の大企業がトリンプのような即断即決のスピード経営に変化する日は永遠に来ないかもしれないが、経営トップの裁量をそのような形式的な合議制に求める必要がない外資系企業であれば十分に導入可能だと思う。吉越社長は本書で「スピード」を強調されている。また、他の多くの経営者もスピードを重視しているようだが、私はスピードそのものは目的ではなく「結果的に経営効率を最大限引き出す為に効果的なツール」としての極めて有用であるが故に重要なのだと解釈している。会議という場で情報共有を図り(著者は「情報共有の有無」という観点でワンマン社長とリーダーシップのある社長を区別している)、期近な(明日)デッドラインを設定することで、組織と仕事に緊張感を持たせると共に行動を奨励し、スピード向上により処理量を増大させ、組織全体のキャパシティを上げていく。同時に徹底的なフォローアップによって、大小様々なひとつひとつの意思決定が確実に組織としての目標達成に確実に繋がっていく仕組みを構築しているように感じる。やっていることの内容が凄いのではなく、やり続けることへの執念が凄いのだと思う。この執念は「どんな仕事でも諦めなければ必ず成功します。失敗はなぜ起こるか。理由は単純で、成功するまでやらないからなのです」といった稲盛和夫の本を読んでいるのかと錯覚するような言葉にも明確に表れている。これこそが他社に真似のできない競争力の源泉なのだと思う。

◆トリンプの早朝会議のことは以前から知っていましたが、<BR>その根源である社長の吉越サンのお考えが詳しく述べられています。<P>個人的にチェックしたのは以下の点です。<P>○大きな問題もエメンタールチーズのように、穴を開けてしまえば、<BR>簡単に押しつぶせる<P>○会議で追求するのは「遅れたもの」と「外れたもの」<P>○「がんばるタイム」を設定することにより、その前後も集中し、<BR>かつ仕事が前倒しされる<P>○「前例がない」といういいわけはダメ!<P>○セクションをまとめると結果的に組織がフラットになる<P>◆もちろん「名物」早朝会議のレシピもばっちりです。<BR>意外と(?)読みやすいので、一度手にとって見てはどうでしょうか?

2分以内で仕事は決断しなさい―スピード重視でデキる人になる! ↑ご購入はこちらからどうぞ。
2分以内で仕事は決断しなさい―スピード重視でデキる人になる!
管理人の書評: 僕はこんな本を読んできた。 はこちらからどうぞ。
| ビジネス・経済 | 金融・経営 | 漫画・アニメ | 文学・評論 | 科学・技術 | 人文・思想 | アート・建築・デザイン | 社会・政治 | ノンフィクション | 新書・文庫 | 旅行ガイド | ホビー・スポーツ | エンターテイメント | タレント写真集 | 歴史・地理 | 医学・薬学 | 資格・検定 | 暮らし・健康・子育て | 語学・辞典 | 参考書・受験 | 子供向け | 楽譜

2分以内で仕事は決断しなさい―スピード重視でデキる人になる!