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フーガ ( マルセル ビッチ ジャン ボンフィス 余田 安広 池内 友次郎 )

 音楽関係の理論書は少ない。特に最近では教科書レベルのものしかない場合が多い(良い本は多いのだが、多くは絶版になっている)。フーガについても同様である。<P> この本は、そんな中で、貴重な理論書である。基本的な対位法の話から始まり、バッハ、さらにそれ以後の発展、現代でもそれが続いていることまでわかりやすく、それでも本格的に書かれている。日本の文庫・新書でこういう本がないのは本当に残念だ。文句なし。<P> 音楽を研究する人や愛好家から、フーガ(遁走曲)を小説の題名でしか知らない人や、なんだかわからないけど旋律が追いかけっこするやつ?というぐらいのレベルの人まで(そういう人には難しいが)ぜひ読んで欲しい本。

音楽関係の理論書というと、ハードカバーで、分厚くて、字は細かくて、といった難解なイメージがあるかもしれないが、よもや「文庫クセジュ」シリーズ(新書サイズ!)にここまで本格的な理論書があるとは思わなかった。<BR>それほど、本書は「フーガ」に対して真鍮に、本格的に言及している。<P>内容は、バッハなどでお馴染みの「フーガ」の原点、「対位法」の簡潔な説明から始まって、バロック様式からバッハによってフーガの技法が確立されるまでの経緯、さらにはバッハ以後の「音楽形式としてのフーガ」の辿る変遷を追っている。これを読むと、現代音楽のシステムとフーガが非常に相性が良いことが分かってくる。<P>また、単なる歴史の理解だけに留まらず、実質的にフーガという形式の持つ意義や構成に分かりやすい説明がされており、本書を軸に作曲技法としてのフーガの勉強を始めることもできる。<P>「フーガって何?」という人が何の前触れもなしに読み始めたら、やや難解かもしれないが(それでも、他の本よりは遥かに容易)、この分野に興味を持つ人であれば、一歩踏み込んだ理解ができることでしょう。

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