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人はなぜお金で失敗するのか ( ゲーリー ベルスキー トーマス ギロヴィッチ Gary Belsky Thomas Gilovich 鬼沢 忍 )

お金がらみの心理を分析し、読者に分かりやすく書かれた本は、<BR>これが最初だったように思います。<P>最近、文庫化されたので、<BR>まだ読まれていない方にはそちらをお勧めします。<BR>通勤・通学の間にぜひ!!<BR>「人はなぜお金で失敗するのか」(日経ビジネス人文庫)

本書の中の言いまわしには、若干の理解しにくさは感じるが、行動経済学という、お金に係るときの人間心理が具体例をまじえ解説されており、思い当たるフシも多々あるだけに納得させられました。ただ、本文中のアドバイスが矛盾している部分も多いので、どのように考え、行動するのが良いのかは、やや消化不良の感がぬぐえません。

本書の主眼は、①投資と心理学との結びつきの説明、②インデックスファンドの薦めにあります。①については、色々な事例・原理から解きほぐしており、面白いです。ただし、②に関しては、あくまでアメリカの数年前までの株式市況を反映しての記述なので、わが国の現在の市場を前提にすると、参考になるのかどうか、疑問な点があります。<P>ですから、純粋に①を楽しみたい方にはお薦めですが、②を望まれる方には不適と思います。

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人はなぜお金で失敗するのか&nbsp;&nbsp;&nbsp;人生をより豊かで楽しいものにするかどうかは、お金とのつき合い方次第。本書は、行動経済学を基礎にして、人がお金を使う際に失敗しやすい傾向を分析、紹介している。伝統的な経済学では、人は経済活動において合理的で、自分の利益になるように行動するとされてきた。しかし実際には、下がる株をいつまでも持ち続けてしまったり、クレジットカードを持つと思わず無駄遣いをしてしまったりする。このように人が一見不合理な判断をしてしまう理由を学問的に解明するのが行動経済学である。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;同じお金でも給与、ボーナス、賭けごとの儲けなどの出どころや使い道によって、お金の使い方が変わってしまうという「心の会計」、つぎこんだ費用を取り戻すためにますます損失を重ねる「つぎこんだ費用をめぐる誤り」などをはじめとして、統計学や心理学をもとにしたさまざまな分析がなされる。そのなかにはお金に関連するいくつかのケーススタディーと判断テストも含まれており、読者はその質問に答えることで、自分の金銭面での意思決定の際の傾向や弱点を発見することができる。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;本書は『Why Smart People Make Big Money Mistakes』の邦訳である。訳が多少堅苦しく読みづらいと感じる部分もあるが、内容はひとつひとつが論理的かつ具体的で、説得力がある。著者が言うように、本書にはお金の使い方における画一的な結論はない。しかし、最後にまとめられた「考慮すべき原理」は教訓として生かすことができるし、なによりも自分自身の行動を見つめなおすきっかけにはなる。(大角智美)
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