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ディズニーランド物語―LA‐フロリダ‐東京‐パリ ( 有馬 哲夫 )

ディズニーランドの誕生から世界戦略を活劇のように描いた素晴らしい一冊だ。それ故にエンターテイメントをビジネスとする場合の守るべき価値を突きつけられるようでもある。<P>今世紀初頭は、様々なエンターテイメントの融合が試みられるだろう。地域活性にテーマパークを安易に取り入れたことへの精算を進めなければならない時にこそ、ウォルト・ディズニーの意志を知る必要がある。ディズニーランドは他のハリウッド系テーマパークと共にグローバル化の波に乗っている。その間隙にわが国のテーマパーク戦略がありそうな気がする。この本との出会いで、エンターテイメントのハイブリッドを意識するに至った。

この本には、ウォルトが世界初のディズニーランドを作ったときの苦労や成功から、2005年オープン予定の香港ディズニーランド、またこれからの各テーマパークの激しい戦いを予想する文が載っています。文庫本サイズで、内容も読みやすく、よく調べてあるなと感じました。特に、東京、パリのディズニーランドについて、関係した人物、駆け引き等の、他の本ではあまりまとまった状態で見ない情報が章ごとに良くまとまっていると感じました。テーマパークが主体の本なので、ディズニー社の乗っ取り騒動や建て直しに関しての情報がほしい人には、「ディズニー伝説」や「ディズニータッチ」のような本をお勧めします。ただ、テーマパークに関して情報が良くまとまっていますが、有馬氏の個性があまり感じられ̡ず、ただ情報を見やすくまとめただけのような印象も受けました。

ディズニーワールドの創設を通して子供たちに夢を与えるディズニーの世界と裏腹にある、大人たちのビジネスサクセスがとても興味深い。事実ビジネスの世界はどこでも同じであるが、商売の仕組みは永遠と変わらずに、取りざたされるエンターテイメントがブームとともに変化することを感じさせる著書である。 創始者ウォルト.Dやその兄ロイ.Dの発想はカリスマともおもえる人波はずれた力を発揮する。一方でそれを支え続けた経済理論は、現在の資本主義において原点を示し、理論でなく実践を潜り抜けた成功例をダイナミックかつ実践的に示している。さらに、世界的にここアメリカで唯一で、他に例を見ないディズニーの世界の成功が経済的にも計画的に巧妙にしくまれたものであると同時に失敗の連続であっ!た、ことはアメリカ的スケールの大きさを感じさせてくれる。

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