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摩天楼の怪人 ( 島田 荘司 )

摩天楼がそそり立つNYが舞台。しかし、島田荘司の手にかかると上品なゴシックロマンにあふれる世界に変わる。<BR>冒頭から不可能犯罪の連続にはらはらするのだが、スケールの大きな謎が、ラストで見事にコンパクトに畳み込まれてしまう技は秀逸。<BR>古典的なロマンスも感動的な味わいとなっている。<BR>上質のスコッチウィスキーをストレートで飲んだような快楽を久々に味わった。

島田荘司の御手洗シリーズ最新作。<BR>舞台は1969年のニューヨーク。オーソン・タルマッジによって1910年に作られた摩天楼セントラルパーク・タワーに安藤忠雄のガラスの直方体が突き刺さった年、アメリカを代表する大女優ジョディ・サリナスは御手洗潔に告げる。<P>「私は、あのフレデリック・ジークフリードを殺しました」<P>若干20歳にしてコロンビア大学の助教授となっていた御手洗はセントラルパーク・タワーにて1916年から21年までに起こったいくつもの怪事件を読み解いていく。<P>サリナスの言う「ファントム」とは何者なのか? 死んだ建築家の持っていたヒエログリフのメモの意味は? 密室での女優たちの死はどのようにして起こったのか? 嵐の夜の停電の中、サリナスはどうやって34階から1階まで移動したのか?<P>ニューヨーク、マンハッタン島の歴史を紐解きながら事件は暗闇の中からその姿を現す。<BR>すべての謎を解いたとき御手洗は何を見るのか?<BR>若いころの御手洗潔の胸のすくような活躍に島田荘司のパワーを見せつけられました。

大作なので、土日かけて読み終えました。一気読みしました。面白い。<BR>これでもかというほど、謎が連発して提示されるので、収拾可能か?と思いますが、最後は見事に解決されます。<P>年代設定が、1969年、御手洗潔は、コロンビア大學の助教授という設定で、舞台は、NYのマンハッタン。摩天楼建設の歴史や、セントラルパークの歴史、さらには、謎の提示者は、ブロードウエイの往年の大女優と、道具建ては、完璧にアメリカなので、このあたりの道具建てや歴史背景に興味がまったく無いと面白さは半減するかもしれません。 <P>知的好奇心を満たしてくれる快作です。

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