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質問力―話し上手はここがちがう ( 齋藤 孝 )

 普段何気なく過ごしていると気が付かないが、確かに筆者の言うとおり、「質問力」こそが大人のコミュニケーションのキーであると実感させられる。本著では、望ましい質問として、「具体的かつ本質的な質問」「過去と現在が絡まりあう質問」などを挙げ、多数の具体例と共に示しているので、良い質問とはどのようなものかについて頭の整理がしやすく、本著から学んだことをすぐに実生活でトライしてみたくなってしまう。タモリや黒柳徹子の番組も、「質問力」という切り口から見るとまた違った面白さを発見できるかもしれない。<P> 私の理解するところ、コミュニケーションには「質問力」とそれに対する「返答力」とがあって、後者はまさに人となりが物を言うので一朝一夕には向上しないが、前者については、本著が主張するように、その重要性を意識することにより、一気にアップできるのだろう。

本書に掲載されいてる、お手本となる質問の多くは著名人の対談からの引用である。対談やトーク番組というものは、それ自体がエンターテイメントであることに商品価値があるから、意外性や、娯楽性が必要であるし、そこに狙いが定まっている。対談する側も仕事としてやっていて、対談が完結してもしなくてもよいから、ある意味気楽だ。「徹子の部屋」や「おしゃれ関係」が番組という商品として成り立つ所以だ。<P>一方、ビジネスの現場では多くの場合、会話から商談や問題解決に繋げるという目的性を兼ね備えていなければいけないから、ダイアログを突拍子もない方向性に進めるわけにはいかない。会話の方向性と論理性を維持しながら本来の目的を達成する、ファシリテーションが出来なければならない。その意味では、本書の実例は、ビジネスマンには余り参考にならないかもしれない。<P>しかし、著者が主張する「沿いつつずらす」、という発想は使えそうだ。この感覚だけ頭の隅に置いて、日々のコミュニケーションをとれば、自分なりの質問力はつくであろう。著者の細かいアドバイスはあまり気にせず、しばらくして復習のために読み直して、「質問力」の実感を感じられれば結果オーライだ。

「質問力」なるほどなあと思うアイデアです。<BR>サイトーさんがおっしゃるように一つの技能として意識して磨く必要がある、そう感じさせられます。<BR>ただ、この本はそれで終わらない。それでおわっちゃったら20頁くらいで終わっちゃうからか、サイトーさんって「教え魔」ですよね。ゴルフの練習場にいるような。<P>こうするといい、ああするといいというアドバイスが200頁続く。そのアドバイスは参考にはなるんだけど、ちょっとねえ。箸の上げ下ろしまでという感じでつらいんだよね。<P>サイトーさんの本、なるほどなあというテーマ、着眼点と関心するのですが、1冊の本として出されると、こういうパターンの本が多いような感じで厳しいです。体で覚えるまでなんて感じなのかなあ。

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