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東京の下層社会 ( 紀田 順一郎 )

明治から昭和初期にかけて、東京にはそこらじゅうにスラム街がひろがっていた。本書は、当時の大量の記録を元に、明治維新後の福祉政策、弱者救済が如何に軽視されていたかを、つぶさに見ていく。<P>前半はスラム住人の住環境と食の悲惨さ、後半は娼婦と女工の過酷な労働実態に光をあてる。当時、東京の住人の15%、約30万人がこうした生活困窮者であったという。現在の人口比でいうとなんと120万人になるから、その凄まじさに呆然となる。ちなみに平成12年の東京23区内のホームレスは6000人弱、である。<P>都市がスラム化する原因は、人々が田舎の定住生活を捨て「流民」になるからであるという。<P>どんなに立派な高層マンションに住んていても、そこに定住するつもりがないなら、それは流民である。流民はそこを終の棲家だと思っていないから、近所とも付き合わないし、ごみを廊下に積んでも平気である。そうして流民の心は荒んでいく。当時から100年たって、建物は清潔になり、食べるものにも困らなくなったが、人々のモラルは地に落ちたままだ。流民の心の荒廃は当時のスラム住民となにも変わらない。これが著者の主張である。<P>福祉政策の問題、弱者救済のあり方、貧困が招く心の荒廃など、本書が現代に提示する問題は多いが、こんなに貧しい日本がかつてあった、ということを知るだけでも、いろいろなことを考えされられる一冊である。

日本のスラム、下層社会の生活のすさまじさに愕然としました。そんなに昔のことではないのですね。60人以上のもらい子を殺したり、吉原の泥沼、スラムの木賃宿の凄絶な実態、等、、、、。忘れてはいけない実態だと思います。途上国の開発問題を考える上で、私達が知らなければいけない事実をつきつけられたような気がします。

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