業界地図、３社の物が平積みになっているので、書店で手にとって、よくご存じの同じ業界に絞って比べて見れば一目瞭然、その違いがはっきりする。<BR>　本を選ぶときはこのトーナメント方式で選べばほぼ間違いなく一番優れた本が手に入る。<BR>　一橋総合研究所なんてそれまで聞いたこともなかったのでハズレかなと思って手に取ったのだが、いやどうしてどうして本気で仕事しているって感じで、実にすがすがしい。<BR>　いつもは、仕事場の脇机の上に置いているのだが、仕事で気分転換を図りたいとき、パラパラとめくっているだけで他業界のことが図で頭に入ってくる。頭の中がすっきりする。<BR>　ちなみに昨年は、出版社の名前とオールカラーに惹かれてトーナメント方式を活用せず選んでしまい、「ほんまに取材したんかい？」というような表面的な記事内容にがっかりしたので、今年は一丁本気で選んでみようと思ってこの本に巡り逢って大正解でした。