アルジャジーラ 報道の戦争すべてを敵に回したテレビ局の果てしなき闘い みんなこんな本を読んできた アルジャジーラ 報道の戦争すべてを敵に回したテレビ局の果てしなき闘い
 
 
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アルジャジーラ 報道の戦争すべてを敵に回したテレビ局の果てしなき闘い ( ヒュー・マイルズ 河野 純治 )

 黙っている人々の意見は聞こえない。黙らされている人たちの素顔は見えない。見たり聞いたしたいのが、イスラムの声や人々の表情だという人もいるはずなのに、この国では、見えないもの聞こえないものは、いないと同じことだとみなす驕慢が、相も変わらずまかり通っている。アルジャジーラが出現しても、その事情に変わりはなかった。それがとんだ間違いであること、思わぬ厄災につながる危険を孕んでいることは、いくら強調しても、し足りない。しかし、ともかくその詳細な報告が出た。サウジアラビアで生まれたイギリス人ジャーナリストの本の翻訳だが、訳文は読みやすいし、その点を云々するのは後回し。とりあえず、出た、出したということに拍手を贈りたい。内容は、リアルでかつスリリング。ぼくは、それまで何回も聞いていたはずのグレングールドのバッハのCDに収録されていた、微かな彼の唸り声にはじめて気がついたときのように、人が生きることの生々しさにやられてしまった。

 邦人拘束などの関連情報として、日本のメディアでは、アルジャジーラ=有邪爺羅(造語)と、殆どの日本人は思っていた。<BR> しかし、実際に現場で取材してきたジャーナリストの執筆だけあり、非常に興味深く、日本でもアルジャジーラのチャンネルを、受信できるのだろうか? そんなふうに思いました。<BR> 一般的に、過激派グループのテロ映像ばかりのテレビ局だと、思っていましたが、見方が変わりました。

内容も大変おもしろいが、<BR>河野純治氏の日本語訳がすばらしい!<BR>甘露のような表現、名訳がいたるところにあり、<BR>それを味わうだけでも、十分元が取れる。<BR>堪能させていただきました。

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