魔軍襲来 ―アルスラーン戦記(11) みんなこんな本を読んできた 魔軍襲来 ―アルスラーン戦記(11)
 
 
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魔軍襲来 ―アルスラーン戦記(11) ( 田中 芳樹 )

 ファンが指折り数えて待ちに待ったアルスラーン戦記新作、ようやく登場です!!<BR> ストーリーに大きな進展があるというよりは、長いブランクを経たため、独特の世界観に読者をよび戻し、“時差ぼけ”を解消させるための再導入部という感じでしょうか。ファランギース一行、クバード一行など前巻以前で「次巻を待て!」状態になっていたキャラ達の様子が書かれていたり、エステルやジムサなどの準レギュラー陣がクローズアップされています。そして巻末では、次巻以降の激戦や波乱を予想させる展開です。<P> 個人的には、ダリューン・ナルサスのパルス軍双璧二人の見せ場がなかったのが寂しいですね。その代わりヒルメス殿下が「…!!」なことになってますので、インパクトはありましたが。<P> 私見ですけど、何だか色んな女性キャラが活躍してます。例の女性も新登場ですし。颯爽とした女性ばかりで私は皆さん好きですが、こんなに有能で豪快な美(少)女ばっかりって流石に無理があるんじゃ、と思わなくもないです…。いや、それを言ったら男性キャラもそうか…。

 作者6年ぶりの新刊です。<BR>内容は前巻からの続きで今回で一旦終わる話と<BR>今巻から始まりで次巻に続くお話に分かれます。<BR>勿論1本のストーリーではあるのですが、<BR>何せ登場人物がたくさんいて<BR>それぞれが色々な場所で色々な目に遭っているので<BR>それぞれの章の話を独立で読んでも<BR>今の時点では差し支えはないです。<P> 話そのものはやっぱり面白いです。<BR>新たな出来事も起こります。<BR>しかし如何せん前巻から6年、2部に入ってからかなり空いています。<BR>話や登場人物をしっかり把握するする為に<BR>読み返す必要があるのです。<BR>なので読んでいて<BR>「この人誰?」<BR>となったりしてすんなり入れない難点があります。<P> そしてこのお話最大の難点は↓これ<BR>「次巻はいつ刊行されますか?」<BR>作者によると<BR>「第2部は9巻くらい」<BR>だそうです。つまり今の時点で第2部は約半分。<BR>残りを何年かけて書くのでしょうか?<BR>今のペースだとあと30年?<P> 話そのものは面白いので<BR>気長に待つ根性のある方にのみ勧めます。

待ちに待った最新刊!!私は面白いと思いました。<BR>数万の魔軍 vs 万騎長クバード率いる2000のパルス国軍、<BR>人は魔(トロール等)に対して勝利を納める事が出来るのか!?<BR>まるでロード・オブ・ザ・リングになってきた?<BR>どっちも好きなので構いませんが・・・<BR>次号が楽しみですが、1年以内に出ることを期待します。

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