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世界最高の日本文学 こんなにすごい小説があった ( 許 光俊 )

ほとんど文学書を読まない自分がとうとうこの許光俊さんに導かれて読むことになりそう。特に夢野久作は20年前に手を出していたが止まったままになっていた。またクラシック音楽と同様続編を期待したい。

これはこれまで許さんが書いた著書の中での一番のヒット作ではないのかな。クラシック関係の作品の場合は、どうしても文章で伝えられるメッセージには限界がありますから。それに対して、日本文学の場合は、作品の中で、原作品の引用を行うことにより、メッセージがより生き生きとして、明確に著者の主張が伝えることが可能となります。”プロレタリア文学はものすごい”という荒俣宏の作品がありましたが、この作品も、同じように、忘れ去られた作品の隠れた価値の復権を狙いとした作品です。”邪悪な文学誌”とは違い、必ずしも、現代の価値観からの転倒した読み直しというアプローチはとっていません。むしろ、金の亡者と化しつつある現在の大学での生存競争のためでしょうか、”人間の悲しさ”という成熟した普遍的な認識がアプローチの基盤となっています。最初と最後の、岡本かの子の作品の解読に、この認識が明確に現れています。党生活者の青春小説としての位置づけや芋虫や鏡花の解読の部分ももなかなかユニークです。著者も述べていますが、破戒の衝撃的なエンディングについてはぜひ含めてほしかった部分です。さてもう一回日本文学を読み直してみましょうか?

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