アダルト・チルドレンと家族―心のなかの子どもを癒す みんなこんな本を読んできた アダルト・チルドレンと家族―心のなかの子どもを癒す
 
 
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アダルト・チルドレンと家族―心のなかの子どもを癒す ( 斎藤 学 )

 アダルト・チルドレンという言葉は、理解しやすいとはいいがたい。アダルト・チルドレンとは、アルコール症患者の家庭もしくは機能不全家族で育ったために深刻な自己不全感を抱えて生きている人のことである。言葉自体は、大人っぽい子供ととるのが語感として自然なので、はじめて聞く人はなんのことかと思うのではないだろうか。<BR> アダルト・チルドレンという言葉は、境界があいまいであり、診断基準もないが、幼少期の環境が成人後に与える生きにくさの原因を幅広く説明する言葉である。また、関連する“共依存”や“イネイブリング(許容)”などの言葉はより確立している。これらの言葉は、理解が回復につながるという面があり、重要である。一度、触れておきたい本である。

半年前、悶え苦しんでいたときに、この本に出逢いました。正直、限界でした。<P>この本の中ほどに、アダルトチルドレン(AC)の人の特徴が書いてあります。私はまずそこを読んだのですが、私が中学生の頃からずっと苦しみ続けてきたことが、極めて正確に書いてあるのです。私のことがそのまま、まさに心の写真でも撮ったかのような正確さで書いてあるのです。<P>本当に驚いた私は、最初のページから猛烈な勢いでに読み始めました。<BR>それから半年。私は徐々に回復し、まだ完全ではありませんが、自分を受け容れ、今を生きる強い力を回復しつつあると自信を持って言えます。<P>この本は、ACとは何かについて、分析・紹介したものです。ACから回復し、人間の力を取り戻す具体的なレッスンは書かれていません。必要なら、別途ワーキングに参加したり、本を買ったりするとよいと思います。<P>ですが、この本を読み、自分の心に何が起こったのかを知ること自体が、人間の力を回復するための重大な第一歩となります。<P>人間の力を回復するには、起きたことをそのまま、ありのままに受け容れるしかありません。最終的には、過酷な運命さえも、自分の一部だと認めて、そのまま愛するしかありません。<BR>受け容れるには、そもそも何を受け容れるかを知っていなければならないのです。この本は、ACという視点から、心に何が起こったのかを解き明かし、受け容れる対象を認識する手助けをしてくれます。それだけでも、強い癒しが始まります。<BR>ACはグチャグチャになった自分をひもとく糸口を与えてくれます。ACを逃げ場にしてはいけません。<P>私は徐々に、分析をやめて、自問もやめ、因果のすべてをそのまま愛することができるようになってきました。ACを知ったから、ACから回復できたのだと思います。<P>自分はACであるということを、今を生きない言い訳にしてはいけません。苦しさの正体が分かったなら、ありのままに受け容れ、抱きしめてあげて下さい。<P>ACになる人は、責任感、包容力、理解力が優れ、優しく、思いやりのある人だと思います。しかし、そのキャパシティの広さ故に、あたかも自分が責任者であるかのように悲しみを取り込み背負ってしまうのです。でも責任があるはずがない。それを理解し、自分の素晴らしさを再確認して愛してあげましょう。

難しいと思える心理学独特の解説が多いですが、結局不安の原因などを理解しようと思えば一度は聞かないといけない解説だと思いました。<BR>なんで幸せになれないんだろう?と漠然と不安を抱えている<BR>人がいれば、そして親子関係に悩んでいた子供時代を送った人なら<BR>きっと、心強くなる一冊だと思います。

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