坂の上の雲〈1〉 みんなこんな本を読んできた 坂の上の雲〈1〉
 
 
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坂の上の雲〈1〉 ( 司馬 遼太郎 )

明治時代。<BR>江戸幕府が崩壊し新しい価値観が生まれた時代。<BR>立身出世欲がある人間で才能があれば誰でものし上がっていけた時代。列強の圧力が益々強くなってきていた時代。<BR>そんな時代の雰囲気を的確に捉え、時に鳥観的に時にはその人物の目線からその人物になりきった台詞まわし。<BR>どれをとっても司馬氏の冷静なデーターから基づいたストーリーと明治の人間を賞賛する氏の情熱が入り交じった圧巻の物語であった。<BR>1巻目は主に好古を中心に物語りが進む。後の陸軍英傑とはとても思えないノホホンとした人物像のギャップが面白く、ただお金の問題で陸軍学校に入ったというのも時代柄だなあと感じる。

恥ずかしながら、初めて司馬遼太郎の作品を読んだが、いいですね。<BR>幕末から明治の松山出身の秋山兄弟、正岡子規3人を通しての激動の史実。<BR>細かい描写はさすが。大河ドラマが決まっているとのことなので、早速八巻まで買い込み読むことにした。

 日露戦争がメイン。極東の小さな新興国が、世界の大国を相手に力いっぱい戦ったお話です。教科書では数行で終わってしまい「ああ、ロシアと戦って勝ったんだな」としか感じられない出来事は、その実、この国が当時の国力をすべて投入し、つなわたりにつなわたりを重ねてギリギリで手にした必死の一勝だったのです。<P> 日本が世界の中でもかなり恵まれた国になった今ではなかなか分かりにくい雰囲気。明治という時代は、みんな一生懸命だったんだなあと目頭が熱くなる作品です。ワールドカップが終わった今ならその気持ちが少し分かりやすいかもしれません。<P> なお、この作品を読んでから子規の『歌よみに与ふる書』、与謝野晶子の『君死にたもうことなかれ』などを読むと心を打たれます。

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坂の上の雲〈1〉&nbsp;&nbsp;&nbsp;同じ松山で生まれ育った正岡子規と、日露戦争で活躍した秋山兄弟。子規は病と闘いながら俳諧の革新に挑み、秋山兄弟はそれぞれ日本の騎兵、海軍の技術向上に尽力した。当時最強とうたわれたロシアのコサック騎兵を打ち破るべく、ひたすら仕事に打ち込む兄好古と、文学の世界に未練を残しながらも海軍に入隊し、海軍戦術を研究し続けた弟真之。2人のまじめな努力の成果は、歴史が証明している。誰もが立身出世を目指した時代に、彼らがどうやって自分の人生の意義を見出したのか。そんな視点から読んでみるのもおもしろい。<p> &nbsp;&nbsp;&nbsp;司馬遼太郎の大河小説の中でも、本書は特に評価が高く、ビジネスパーソンをはじめ、多くの人々に読まれている。改革の時代にこそひも解きたい、そんな1冊である。(土井英司)
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