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素数の音楽 ( マーカス・デュ・ソートイ 冨永 星 )

カルピスからの一言 <BR>    ∧_∧     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ <BR>   (; ´Д`)  <  リーマン予想と呼ばれる数学の未解決 <BR>   _, i -イ、    | 分野についての啓蒙本 高校生にオススメ<BR> (⌒`    ⌒ヽ   \________________ <BR>  ヽ  ~~⌒γ⌒)   <BR>   ヽー―'^ー-'  <BR>    〉    | <BR>   /     | <BR>  {      } <BR>  |      | <BR>  {  ,イ ノ

グロタンディークがまるでリーマン予想を目指していたように書かれているのですが、彼が目指したのはリーマン予想の類似であるヴェイユ予想であってリーマン予想ではありません。<BR>グロ氏が研究所を辞めた後、数学をしなくなった的なニュアンスで書いてありますが、これも事実と違います。むしろ辞めた後の方がグロ氏は自身の哲学を深く展開していきました。<BR>コンヌがリーマン予想に挑戦している。と書いてあったけれどもコンヌの結果については全く触れられてません。<BR>サルナックの結果についても触れられていません。<P>物語としては非常におもしろいと思いますが、数学的な内容は若干薄味です。

 この本はリーマン予想という素数の非常に深い性質を表す、数学の未解決問題を主題として、それに関係する研究を行なった主要な数学者達の生身の姿を描写した興味深い科学啓蒙書です。著者はオックスフォード大学の現役の数論研究者ですので、この種の啓蒙書にあり勝ちな数学上の間違いもないようです。一般の読者を対象にしていますが、一部は大学学部程度の数学の素養がないと意味のわからない箇所もあります。しかし、それらを気にせずに読めば、偉大な数学者達の研究に臨む真剣な姿勢を窺い知ることができます。この本を読めば、広く一般に誤解されているような「数学とは単なる計算問題を解くこと」ではないことがわかるでしょう。特に数学に関心のある高校生や大学生にはうってつけの読み物と思います。20世紀の数学史を知りたい方にもお勧めです。

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