ねこのばば みんなこんな本を読んできた ねこのばば
 
 
  ●トップページ   ●研究員紹介 ●研究所規則 ●著作権・免責・リンク ●掲示板 ●更新情報
仕事関連

▼お仕事のご依頼

執筆、取材、講演のお問い合わせはこちらからお願いします。

▼広告のご依頼

MM-Labo.com内への広告のご希望はこちらからお願いします。

ねこのばば ( 畠中 恵 )

「しゃばけ」「ぬしさまへ」と続く、薬物問屋の若旦那一太郎と、その若旦那が好きで好きでしょうがない妖怪たちの短編集の三冊目。<BR>今回はやけに元気な若旦那の話から始まって、なんだか少し様子が違ってます。犬神佐助の過去話なぞが涙腺がぐっと緩みます。<BR>そして若旦那の小さなささやかな世界でも、確実に変化が起こっていることを感じさせてくれることがあちこちに。<BR>暖かくほのぼのしているだけじゃない後味の残る、不思議な話がたくさん詰まっている本ですね。

しゃばけ、若旦那シリーズ第三弾。体が弱くて繊細で正義感あふれる若旦那と、頼りになるけどちょっととぼけた妖怪たちが繰り広げる愉快で不思議なものがたり。個性豊かな妖たちも続々と登場して、ますます若旦那は楽しい(?)毎日を過ごしています。と思いきや…とうとう若旦那はグレちゃった?その他にも若旦那の体の調子が良くなったと思ったら、福の神…ならぬ「貧乏神」登場、迷子の女の子が語る「帰ったら殺される」その訳とは?、猫又が寺の御坊に捕らえられ、長崎屋の手代佐助(犬神)の悲しい過去、とどれもこれも大事だけどどこかほっとする、なつかしい様な御伽噺のような世界。早く次も読みたい!!

「しゃばけ」シリーズ3冊目です。相変わらず体が弱いのか若だんな…と思いきや、当書の若だんな、やたら元気に始まります。<BR>●「茶巾たまご」やたら甘い砂糖がけのたまごです。●「花かんざし」迷子の子どもを預かり、化粧の濃い女性に出会います●「ねこのばば」迫力のある坊主が登場します。●「産土」犬神と、金を降らせる宗教が対決します●「たまやたまや」幼馴じみのお春ちゃんに縁談が来ます<P>ただのファンタジーでも時代小説でも妖怪ものでもなく、起きてしまった事件、その背景にある人間の深みなど、主人公である若だんなは苦悩します。どこか後味に引く物語です。<BR>「おじいさまとおばあさまみたいに、家も金も要らぬほどの思いに、出会ってみたい」と願う主人公と、彼を過剰なまでに見守る妖怪たち、この先ひじょうに楽しみです。<BR>シリーズは、しゃばけ→ぬしさまへ→ねこのばば→おまけのこ の順です。

ねこのばば ↑ご購入はこちらからどうぞ。
ねこのばば
管理人の書評: 僕はこんな本を読んできた。 はこちらからどうぞ。
| ビジネス・経済 | 金融・経営 | 漫画・アニメ | 文学・評論 | 科学・技術 | 人文・思想 | アート・建築・デザイン | 社会・政治 | ノンフィクション | 新書・文庫 | 旅行ガイド | ホビー・スポーツ | エンターテイメント | タレント写真集 | 歴史・地理 | 医学・薬学 | 資格・検定 | 暮らし・健康・子育て | 語学・辞典 | 参考書・受験 | 子供向け | 楽譜

ねこのばば