ビジネスマンの父より息子への30通の手紙    新潮文庫 みんなこんな本を読んできた ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 新潮文庫
 
 
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ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 新潮文庫 ( G.キングスレイ ウォード G.Kingsley Ward 城山 三郎 )

 翻訳で読んでいるのではっきりとは分からないのだが、言葉の選び方、語り口、話の運びにすごく気を遣っているのが分かる。一般的には親子の関係と言うのがこれほど慎重に扱われるとは思えないので、まずここからして次元の違う話だなと思えた。(たしかに本書も手紙がベースであり、さすがに会話では諭しにくいのであろう) 悪く言うと、大の男を20年もの歳月をかけて非常に丁寧に誘導・教育しているのである。創業社長一家の帝王学というのはこういうものなのだろうか?<BR> 本書を一般的な会社の教育テキストとして啓蒙や経営指南に使うことは多いだろうが、内容はビジネスの基本マナー以前の躾から始まって、経営者の視点や判断についてと成長に合わせた内容になっており、状況に合わせて読み返すことで、その都度得るところがありそうである。<BR> 個人的には学校の成績が下がったことで父親からお手紙が来るようではやりきれないが、年を取るとそのありがたさは感じられる。そういう意味で、本書の語り口は非常に周到なのだ。

ビジネスマンとして成功した著者の、その人生における教訓をただ上から押し付けようとしただけでなく、息子への愛情がひしひしと伝わってくる本です。売上の事など眼中にない真心のこもった手紙で、とてもためになると同時に感動しました。

本当に手紙なのかと疑ってしまうほどの内容にはビックリ。<BR>中身はビジネス書として通用するが、語り口は息子への思いがこもっている。<BR>本当は自分の両親も何も言わないけど、こう思っているのかもしれないなぁ。

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ビジネスマンの父より息子への30通の手紙    新潮文庫&nbsp;「財産や事業など残すより、いちばん大切なのは、一生の経験から学んだ人生の知恵やノウハウの集積である。これだけはぜひ息子に伝えておきたい」(まえがきより) <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;本書は、ビジネスマンとして成功を収めた著者が、同じく企業家を目指す息子へ宛てて書いた手紙をまとめたものである。全部で30ある手紙は、試験、実社会への出発、企業での人間関係、部下とのコミュニケーション、友情、結婚など、ビジネスマンが人生で遭遇するあらゆる場面に言及している。著者が人生を通じて得た「礼儀正しさにまさる攻撃力はない」「友情は手入れしよう」「批判は効果的に」といった教訓は、いずれもビジネスにおける普遍の真理をついている。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;本書の魅力は、こうした教訓だけにあるのではない。「父親を超えられない」と不安に思う息子を励ます場面では、息子の成長を祈る父親の気持ちが伝わってきて、思わず涙しそうになる。父親と息子の、男同士の絆。厳しさと愛情の入り混じった複雑な感情が、読むものの心を強く打つ作品である。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;原書は『LETTERS OF A BUSINESSMAN TO HIS SON』で、全世界でミリオンセラーとなった。時代が変わっても輝きを失うことのない1冊。(土井英司)
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