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家族依存症 ( 斎藤 学 )

一気に読みました。っていうか読めました。いや、読まずにいられませんでした。<BR>以前から「斉藤学」さんの言葉に共感を強く感じていたので、とりあえず購入。<BR>日本では先進諸外国から遅れがちな「精神分野」。<BR>心の問題を薬で治せると信じている医者の方にも読んで欲しいと<BR>著者自身が訴えかけています。<BR>AC、依存症、境界性人格障害etc…それらが生まれる現場は<BR>私達があたりまえのように慣れ親しんだ風景に存在するのだということを、<BR>今更ながら気付かされました。<P>腐った根の上に繁る、枯れた葉だけを切り取るようなことの繰り返しが<BR>終わることのないACなどの連鎖に繋がるのだということ。<BR>知って無駄になるような内容では無いと思います。<P>沢山の症例を交えて、自助グループや関連施設などの連絡先も載っています。<BR>ACと聞いて「なんでもACのせいにしやがって」という方ももちろんおられるでしょうし、ACという事自体の否定もあるでしょう。<BR>でもACとは「自分はACなんだ」と自覚をしてからACと定義される代物です。<BR>ACの概念が無く、なんとなく人間関係や社会に適合できない生きづらさを感じている方には必読。<BR>自分はACでは無かった、と安心したい方にもオススメできる本だと思っています。

まず 本の題名に引かれて購入し一気に読破。内容で印象的だったのは<BR>『母子カプセル・共依存症』というキーワード。はじめて目にする言葉<BR>だった。<BR>核家族中の父、母、子のお互いの主張が違っていて、糸口は何処にある<BR>のか?と考えさせられた。<BR>この本は「著者が45歳の時に掲載されたもの」<P>らしいが、リアリティがあり、共感ができ、今の現実社会に起きている<BR>社会問題には人と人の関わりの上でこんな背景があり、現象として起き<BR>ていることを知らされました。

本書は「共依存」とよばれる人間関係の病理を明かした本である。「依存」というと自分は無縁だと思う人も多いだろうが、依存の対象は嗜好との関りから、何にでもなりうる。アルコール、ギャンブル、食物、等々。本書は、その中でもとりわけ深く家族に依存し、傷つけ合う人々の様子を詳らかにしている。家族に「依存」とは、本来当然のことであるはずが、そのあり方がいびつなため、相互に悲惨な関係に陥っていく。互いに必要としながらも、共にいれば傷つけ合う関係だ。それが発端となって、様々な身体的・精神的不調を発現し、時には暴力となって自他共に傷つける。うつ病が決して珍しくなくなった現在において、「なぜうつ病になるのか」という問に対するひとつの答えとして共依存が考えられることを示した本書の意義は決して小さくはない。うつ病で悩む人の表情の奥に見える強い怒りを感じたことのある人なら、本書の内容に得心するだろう。彼らは外に向けてもよい怒りの矛先を、自分自身に向けてきた人々なのである。本書は単に「父権」とか「ジェンダーフリー」などの、時には誤解さえ生みかねないシンボリックな考えだけでは捉え切れない家族関係の脆さや繊細さを見せつける一方で、家族を依存症から守るための条件もしっかり書かれていて大変参考になる。本書を契機に家族のあり方を真剣に考えてもいいのではないだろうか。尚、同著者による『アダルト・チルドレンと家族』も併読されれば、更に理解も深まるだろう。

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