英国で一番美しい風景・湖水地方 みんなこんな本を読んできた 英国で一番美しい風景・湖水地方
 
 
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英国で一番美しい風景・湖水地方 ( 木谷 朋子 辻丸 純一 )

ピーターラビット、或いはワーズワースの愛着などで知られる英国湖水<BR>地方。<BR>この本は、コッツウォルズのものすごくきれいな写真をふんだんに本シリーズで<BR>紹介された辻丸氏の写真が半分、木谷氏の文章が半分、といった構成に<BR>なっており、きれいな写真も文章もたっぷりの、薄さのわりにはボリュームの<BR>ある本。<BR>湖水地方のさまざまな地域をまんべんなく、幅広く紹介し、実際にどのような<BR>観光ができるのかまで紹介してある。山、湖から貴族の館まで、いろいろと<BR>載っている。<BR>湖水地方は、微妙な標高の山々と湖がきれいだが、やはり日本では見かけない<BR>風景である。何だか、先史時代を思わせる地形だ。建物もグレーの石で、<BR>のどかだけれど寂しい、荒涼とした感じ。けれども観光がさかんで人が<BR>たくさんいて、地元の人も生活していて・・・多様な側面をみせる地域だと<BR>思った。巻末にはホテル紹介がついている。ベッドカバーとカーテンが<BR>同じ花柄の布になっていたり、ソファもウィリアム・モリスの壁紙くらい<BR>凝った模様がついていたり。内装も興味深く見た。

写真をふんだんに使ったイギリス湖水地方の紹介本。この種の本にしては文章が多く、読み応えがあった。ウィンダミア、ホークスベッド、ケンダルなど湖水地方の主要な町ごとに、街の様子や見所、美味しいものなどが解説されている。旅行者へのちょっとしたアドバイスやホテルの紹介も行われているが、ガイドブックとして有用というよりは、家で楽しむための構成と思う。

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英国で一番美しい風景・湖水地方&nbsp;&nbsp;&nbsp;湖水地方とは、イングランド北西部のカンブリア地方に位置し、「英国で最も美しい景勝地」と言われる英国随一の観光地である。年間1400万人の観光客が全世界から訪れ、そこでは豊かな自然の中で昔ながらの素朴な生活を続ける人々と多くの野生動物たちが共存している。<br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;この地方には「ピーターラビットのおはなし」の作者であるビアトリクス・ポターがこよなく愛した村ニア・ソーリーがあり、その周辺はナショナル・トラストの厳しい管理の下に置かれ、100年前の絵本に描かれた美しい風景がそのまま残されている。それが観光客たちにとってたまらない魅力になっているのだ。<br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;本書は、そんな湖水地方の美しい風景を、その歴史やトピックスを交えながら、たくさんのカラー写真とともに紹介している。湖水地方の村にとても緩やかな、そしてやさしい時間が流れていることが、それらの写真からも伝わってくる。<br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;ポターのほかにも自然詩人のウィリアム・ワーズワースや美術批評などで活躍したジョン・ラスキンなどが生活した家もあり、それらも当時のまま保存されている。この地方は多くの人々から愛されてきており、これからも愛され続けるのだろうが、そのために重要な役割を果たしているのが、単なる自然保護運動ではないナショナル・トラストなのだ。<br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;まだ湖水地方を訪れたことのない人はもちろん、以前に訪れたことのある人も、必ず新しい発見があるはずである。それだけ尽きない魅力がこの地方にはある。湖水地方を訪れる際のガイドブックとして、ぜひ活用してほしい。(杉本治人)
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