DEATH NOTE (8) みんなこんな本を読んできた DEATH NOTE (8)
 
 
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DEATH NOTE (8) ( 大場 つぐみ 小畑 健 )

ライトはエルの亡霊にとりつかれているのだ。あの顔色の悪さと中途半端な働きぶりをみていると、そう思えてくる。なにより、本人がそう自覚している。この巻を読んでみれば、それはわかる。「第二部」とか「三つ巴の戦い」とか、今のところ表面的な話でしかない。ライトの最大のライバルは相変わらず、「初代」エルなのである。肉体が滅びたくらいで、勝負がついたと考えるのは早計である。<BR>本当いえば、「悪」を根絶することによる「世界平和」など、どうだっていいのだ。自分の頭がいかに優れているか、それを自分と同等の実力をもった人間に認めさせる。これこそがライトの至上の目的である。今後つづけられるエルの亡霊との戦いがどういう結末に向かうか、これは神のみぞしるところであり、大いに楽しみにしている。が、仮にライトが「勝利」したとして、そのあとに待っているのは驚異的な退屈である。彼は、いつまでもエルと勝負していたい、と願い始めるにちがいない。

『DEATH NOTE(7)』でキラと壮絶な欺瞞を繰り広げていたLが死んでしまい、Lの後継者であるニア・メロとの対決が始まります。<BR>私は、Lが死んでしまったのでもう8巻はつまらないだろうと勝手に思っていましたが『DEATH NOTE(8)』では世界まで(もっと言えば死神界までも)巻き込んだ壮大なスケールで、対メロ・対二アなど敵も多く、味方も多いですが、欺いたり欺かれたりと誰も信じられなくなってきます。じっくり考えながら読んでいくととても面白いです。<P>が、複雑になりすぎていて何が何だか分からないとか、7巻までは面白かったと言う人もいたので、星は4つ。

 あれ?この前、私は7巻を読んだばかりなのですが、もう8巻出ていたのですね。ライトの妹、粧裕が誘拐された話の続きから。キラである痕跡すらも留めないように、と配慮するその慎重な姿勢がどう出るか?見ようによってはライト、つまりLがキラであることを間接的に示し得るからだ。ノートを奪うために強攻するメロ、追うライトたち、そしてLに強力しつつ、観察するニア。少しずつ話が見えてきた。ニアがLからの長官への電話を隣で聞いていた時の淀んだ沈黙、そこからニアの二代目Lに対する昂ぶる感情が見える。Lと語っていること自体、許せない。なぜキラを追い切れずにLなどと語るのか。キラを追うわりには綺麗すぎ、融通がきかない。余程マヌケなのか、追う振りをしているだけなのか。ニアを代弁するとこんな感じか。Nと名乗り、敢えてLに協力する。これはライトが二代目Lだけであっても、キラであってもプレッシャーがかかる。いい手です。                                                   事態は進行し、メロの策略にはまるライトたち。先手先手を取られ、この巻のライトはあまりにも心許ない。油断しすぎていたのか、それともメロたちが予想を超えていたということなのか。その両方だろう。メロのグループをマフィアの一人から割り出したが、SPKはそうはいかないだろう(ライトは同じ行動を取るものと思われる)。いかなる立場の者であれ、アメリカでは情報機関に所属していた者を第三者に明かすことは罪に問われる(ブッシュの腹心、ローブもそれで厳しい立場に立たされている)。その秘匿性は優先すべきものとされている。国家の重大事に絡んでる場合もあるし。バレては制約されますし、意味がない。全体的に少し展開が急すぎる印象がある。中盤ぐらいに出てくる展開だが、まあ、こうした形もありでしょう。この眼鏡、4つ星(4.5)と見た。出現した別の死神は?メロ、ニアを交え、三者がどう絡んでくるか見ものです。

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