ヴィンランド・サガ 1 (1) : 幸村誠

みんなこんな本を読んできた ヴィンランド・サガ 1 (1)

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ヴィンランド・サガ 1 (1) ( 幸村誠 )

少年誌で久々に硬派なファンタジーを読みました。物語は成長した主人公の姿から始まり、序盤から唐突に子供時代へと遡る。 父との思い出・アシェラッドとの因縁の過去話に切り替わるところ。 何だか「ベルセルク」を彷彿とさせます。 必殺技もありませんし、お色気シーン満載でもない。 こういう現実的な冒険漫画は確かに好き嫌いが割れそうですが、 自分は良いと思いました。 迫力の戦闘、時代考証に忠実なヴァイキングの描写、癖のあるキャラクタ達。 特にアシェラッドやトールズ等の中年キャラが良い味を出していますね。ただ、この絵の濃さや描きこみ量、漫画のカラーは 明らかに週刊連載にはそぐわないかと。休載も多いので。 月刊マガジンで毎週じっくり描いた方が良いのでは、と思います。

マガジンを毎週買っている僕ですが、 毎週見ていてもまた単行本で読み返したくなるほどの面白さです。 ジャ●プで連載されているワン●ースなんかより全然面白い海賊漫画ですよ。僕はあまり現実離れしている話は好きじゃないのですが、 この漫画は本当にリアルです。 「ああ、こういう風にヴァイキング達は生活してたんだなぁ」ってマジで思います。それと絵がとても綺麗です。 キャラクターの表情なんかもかなり丁寧に描かれてる気がします。現実離れしている話はちょっと･･･でも面白い漫画が読みたい！って人に 是非オススメです。

少年漫画誌で連載されていながらも、青年漫画的な魅力に溢れた作品。週刊少年マガジンでの衝撃的な連載開始（第一話が８０ページ以上も！） が印象深かったのですが、あらためてコミックスでまとめ読みしても、最高ですね！！ 描写の細かさ、迫力、勢いが並じゃないです。ヴァイキングには個人的に興味があって、以前からチラホラと資料を 集めていたのですが、この作品は、細かな部分まできちんと描写されているので、 １コマ１コマに注目してしまいます。 剣の形状や、服装や、食事風景などなど、何気ないシーンまで丁寧に描かれていて素敵です。

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