あさきゆめみし―源氏物語 (3) みんなこんな本を読んできた あさきゆめみし―源氏物語 (3)
 
 
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あさきゆめみし―源氏物語 (3) ( 大和 和紀 )

あさきゆめみしもクライマックスの連続。<BR>元宰相の中将のこと中納言と、(自分のたてた女御の)帝の寵愛をさらに得るために大バトル!<P>明石の君が生んだ「ちいひめ(後の明石の中宮)」の上京と明石の上の心を知り、紫の上がそそぐ愛。<P>冷泉の帝は藤壺と光の関係を知り、これまで以上に光に父のように(父だけど)親しく接する。<P>このマンガの中では藤壺は最後まで光を愛していた。<BR>最愛の人藤壺の死・・・大きな桜の木の下で泣き崩れる光の、両開きのコマはため息が出ます。<P>そして、だれの目にも触れさせなかった紫の上を、野分に夕霧はかいま見る(父とはちがうから、強引なことは全く考えない)。この世にこのような美しい人がいるのかと・・・<P>また、玉鬘と光のセクハラな異様な関係も・・玉鬘はどうなるのか?以下次巻!

光り輝く源氏の君と、あまたの魅力的な姫君たちの恋物語。この三巻には葵の上とのエピソードと、紫の上と光の君の結婚の話が描かれています。源氏の君の前では素直になれない葵の上に、とても好感が持てました。この巻を読んで、「プライドが高く冷たい」という彼女のイメージが変わりましたね。少女時代の紫の君も、とても可愛かったです。あと、朧月夜もここで登場してきますよ。「あさきゆめみし」のなかでも、三巻はとくにおもしろい話が多かったみたい。絵もきれいですしね。

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