ルビをふるためか、活字がでかく、ほいほい読み進めれた。分厚い2冊でもよかったような気がする。<BR>読了して、損はない本であり、結果としては感動もの、時代考証もしっかりとできていると思う。<P>が、しかし、登場人物のその後が気に懸かる。登場人物各個人のその後はどうなるのだろうか？<P>といいながら☆5つです。
文庫化されるのを長い間まってました。<BR>すでに図書館で読みましたが、手元において、<BR>時々読み直して、生きる勇気をもらいたい本です。<BR>当然、4巻まであわせてお勧めです。
蒼穹の昴…タイトルからして難しいし、中国語の名前も馴染めないし、歴史的な背景も複雑そうだし…と、食わず嫌いしている人もいるかと思います。<BR>私もそのひとりでしたが、読んでみたら大丈夫！浅田次郎ファンなら楽しく読めると思います。<P>主人公の春児は、貧しい境遇から予言により示された己の天運をつかむために旅立つのがこの第一巻ですが、「おいらは男だから、口が裂けたって没法子（仕方ない）だなんて言っちゃいけねえんだ。待ってちゃいけねえんだ！」と「天切り松闇がたり」シリーズの松蔵少年のように、「男の心意気」をしっかり胸に抱いて運命に立ち向かいます。そのためには自分で自分を傷つけることすら躊躇なく…。<P>彼の守護星、昴が照らす彼の運命を一緒に追って行きたく、ぜひ続きが読みたいと思いました。さて、２巻を買おうかな…。
