入試数学 伝説の良問100―良い問題で良い解法を学ぶ みんなこんな本を読んできた 入試数学 伝説の良問100―良い問題で良い解法を学ぶ
 
 
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入試数学 伝説の良問100―良い問題で良い解法を学ぶ ( 安田 亨 )

予備校時代にお世話になった先生の本をブルーバックスシリーズで見かけたので買ってしまいました。当時の私にとっては「大学への数学」と安田先生が数学に対して学校では教わらない面白さ教えてくれた思い出があるので非常に懐かしかったです。久々に受験の問題を解いてみると難しいですね。解けなくても解答をみてなるほどと思ったりした感覚も懐かしいものでした。私は受験数学に詳しいわけではないので、問題選択についての評論はできませんが、読んでみて、解いてみて、楽しいと感じたのは安田先生が選んだ良問だからなのでしょう。いま脳を活性化するという名目で、算数・数学に関する練習問題集がいっぱいでていますが、それらよりはこの本のほうがいいと思います。私のように懐かしさを感じる人には尚更お薦めだと思います。

 最初の問題を見て、惚れた。理屈をうんぬんするより、とにかく楽しい本だと思う。<P> 入試数学というのは微妙な分野で、大学数学と接続しているわけでもなければ、高校数学のように解けなければダメというレベルのものでもない。それだけに、純粋な遊びとして楽しむのが粋というものだろう。ここに集められた問題はどれも、数学で遊ぶ人の琴線に触れる楽しい良問ばかりである(難問・・とまでは言えないものも多いが。1分で解ける問題もある)。<BR> 遊び方としては、5分や10分と時間を区切って、その間に解答のおおまかなあらすじを作れるかどうか試してみるのがおすすめ。完璧な解答を作るのは疲れるので、「解けた」と思ったらさっさと先に進むのがよい。また、高校数学の知識に固執する必要もないだろう。正しいツールならどんなものでも使ってよいというのも、数学の醍醐味のひとつだと思う。<BR> あと、解答の合間にあるコラムもなかなか面白い。息抜きにどうぞ。

 かつてブルーバックスは、高度な理系の話題を、素人にも分かりやすい語り口で解説してくれるシリーズと認識していました。「新しい科学論」や「集合とは何か」等々は高校生であった自分には今まで見たことのない世界をかいま見せてくれるSF以上の読み物であったと思います。<P> 本屋で本書を手に取った瞬間、ブルーバックス+本書のタイトル=大学入試問題を素材にして、高度な数学世界の入り口を見せてくれる本との期待は見事に裏切られ、受験の定石集がブルーバックスに入ったということを知り、ブルータスよお前もかならぬ、ブルーバックスよお前もかとため息が出てしまいました。<P> もちろん過去の入試問題を集め、精選する作業はさすが(正解無しの神戸大の問題、1982年東大の1次変換の問題は当時有名になった問題で、きっちり収録している)にこの業界の権威と自負される筆者らしい仕事です。<P> 大学入試問題を閉じた体系として考えると本書のように、テクニックの解説集になるのはやむ得ません。「大学入試数学のルーツ(現代数学社)」のように大学数学への橋渡し(群論 ベクトル解析等)として入試問題をとらえることで、高校数学の見通しをよくしようする書籍が今後ブルーバックスから登場することを期待しています。<BR> 

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