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ぼくが愛するロック名盤240 ( ピーター バラカン Peter Barakan )

有名なロック名盤がたくさん選ばれていますが、コメントはバラカン氏独特のもので名盤の選び方にも現れています。普通ならロック名盤で選ばれるアルバムが登場せずに”ダグ・サーム”や”サニー・ランドレス”等が入ってくるのもニヤニヤしてしまいした。<P>氏の著書で復刻要望の強い”魂のゆくえ”や”ミュージック調査隊”ともリンクする部分が多く良質ロックの手引書として読みやすいと思います。ポッパーズMTVを見ていた方や最近のラジオやCS放送を楽しみにしている方には特にお勧めです。

 日本で多くの音楽ファンに信頼されているピーターバラカン氏の、私的ロックアルバムセレクション。本人の好みが反映されているため全てのロックファン向きではないが、自らが魅了された音楽に対する感動と敬意があふれていて、読んでいて爽快感がある。気持ちのいい音楽、心を支えてくれる音楽、体を動かしてくれる音楽に出会いたいひと必携の書。続編のブラックミュージック版が待ち遠しい。

MTV世代の人間にとってピーター・バラカンの一本スジの通ったポリシー溢れる解説に魅了されなかった人は少ないだろう。ピーターの略歴を見てみると1951年イギリス・ロンドン生まれ。ロンドン大学日本語学科卒業。1974年来日しシンコー・ミュージック勤務。その後YMOの海外コーディネーションを担当し、この頃からテレビ・ラジオの司会に登場してくる。<BR>面白いのはこの本にはピーターの出身地のイギリスの大御所(例えばLed Zeppelin、Deep Purple、David Bowie等ピーター自身が文字変換による日本語表記の違いを嫌がっているのであえて英語で表記(●^o^●))やプロモートしていたYMO周辺のテクノ・プログレ等のアルバムはほとんどと言っていいほど入っていないのだ。それはまるであたかもそれらの音楽は存在していないかのようですらある。<BR>このように出身地や仕事周辺を完全に無視しした格好での選曲というのが、これまたポリシー溢れていて面白い。これらを頭に入れた上でのロック、つまりブルース・ソウル・R&B・レゲエ・アフリカ音楽の240枚のアルバムとしてとらまえると実に面白く読めた。<BR>最も多く登場するのはヴァン・モリソンでこれは予想通りだった。アルバムも割りとその人の代表作をわざと外して『気になり自分の好きなアルバム』を紹介していて、そのアルバムが最もブルース・ソウル・R&B・レゲエ・アフリカ音楽に偏っているとも言えるだろう。例えばスクリッティ・ポリッティを例にとれば、誰が考えても最高傑作は『Cupid & Psyche 85』だが、『Songs to Remember』を推している。その辺である(●^o^●)。<BR>最も意外だったのがマイルス・デイビスの『In A Silent Way』が入っていたこと。うーん。不思議だ。<BR>やはり『詞』へのこだわりが効いていて、これが後の『ロックの英詞を読む』にも繋がっているのだろう。この辺が日本人との差を感じたりしてしまった。<BR>MTV世代としては小林克也さんの同様の本も読みたいなぁと思いますね。

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