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日経新聞の黒い霧 ( 大塚 将司 )

 ライブドアによるフジテレビ買収騒動、村上ファンド、百億円を稼ぎ出す投資顧問。年明けからペイオフ解禁となった4月にかけて、株主やその権利がますますメディアを賑わすようになってきた。本書は、株主提案権を腰に帯び、自らが属する組織の腐敗を正さんがために、支配者に切りかかろうとする「物言う」ジャーナリスト(普通か・・・)の物語である。<BR> などと仰々しく書いてみましたが、僕は筆者に対してただただ「かっこいい」とため息を漏らしてばかりです。新聞協会賞を受賞して部長職までたどり着き、あとの人生を平穏に過ごそうと思えば過ごせたはず。だけども、組織の腐敗を知ってしまった。その元凶を。闘うべきか否か。そして是を選んだのだから「かっこいい」としかいえませんよ。知ってしまった者の宿命ってあるんだなあと、感慨深くなりました。<BR> かっこいいだけでなく、新聞記者の視点やそれに基づく考察、取材などの様子が事細かに書かれていて興味深い。登記簿を基に調査するシーンや株主総会に意見を提出するシーンは様子がわかって、勉強不足の私には新世界が開けました。あと、金と女が絡む事件は面白いです。結局そこなんですけど。

読み出したらとまらない。なぜだろう?おかげで睡眠不足だが、いろいろなことがわかった。大手新聞社の編集幹部が前近代的な人々であること、多くの記者たちが外に向かって吠えるだけの番犬であるとも。それから、この著者の「スクープ」(文春新書)を以前に読んでいたので、「リークはスクープでない」とする著者の考え方の背景もよくわかった。とにかく、すらすら読めるのに、中身はずっしり重い。

読み出したら、とまらない。なぜだろう?おかげで睡眠不足だが、いろいろなことがわかった。大手新聞の経営幹部が前近代的な人々であること、多くの記者が外に向かって吠えるだけの番犬に過ぎないことも。それから、以前にこの著者の「スクープ」(文春新書)を読んでいたので、「リークはスクープでない」とする著者の考え方の背景もみえた。とにかく、すらすら読めるのに読み応えは相当ななものだ。

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