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考える技術 ( 大前 研一 )

大前研一氏の思考ノウハウの集大成と言っていい書です。<P>1980年代半ばから新しい世界が始まり、その中で生き抜いていくための新しい思考回路が必要である、というのが著者の主張です。<P>その思考回路の作り方・磨き方のエッセンスがこの書に詰まっています。<P>ポイントは、仮説→検証を繰り返すこと。検証にあたっては、納得するまでフィールドワークを行うことの大切さを述べています。<P>そこで出てきた事実に対しては、自分がいる立場にかかわらず、忠実にかつ謙虚に認めることが、問題解決の絶対の前提条件なのです。<P>知識を蓄えることよりも、自分の頭で考えることの重要さを再認識しました。一読の価値ありです。

途中で話題がすり替わる点がちらほらあったような気がします。そのせいで、今何について「考えて」いるのかぶれてしまうことがありました(私の読解力不足でしょうか)。<P>一見、考えるための道筋が提示されているような気はしますが、著者がなぜそういう思考プロセスを構築するに至ったのかを、自慢話的なものよりも多く、突っ込んで論じた部分が欲しかったです。そうしたものを自分の経験と照らし合わせて自分なりの考え方を思い直して改善するのが「考える技術」を身につけることであって、著者の優れた視点をいきなり提示されるだけでは本質的な理解にはなかなか辿り着けないように思います。

~「朝10時に漫画喫茶に行くと営業マンらしきスーツの男達で満席になっている。こういう連中が顧客レポートを書いているのだから、現場から上がってくる紙を見て判断するのはナンセンスなのだ」<P> この本で同氏が一貫して主張しているのは、フィールドワーク(現場主義)に他ならない。与えられたフレームを信じることなく、自らファクトとロジックを使い、自~~分自身のフレームを作る。これが、彼の言う洞察力なのだろう。<P> この本は目次を読めば、同氏の名著「企業参謀」の復刻版かと思わせる構成だが、「企業参謀」以上に実践的であり、思考プロセスの解説が帰納的(実際のケースを想定して読者に理解させる)で読みやすい。「企業参謀」は、コンサルティング会社に入って初年度に書かれた本だから、とてもソリ~~ッドで、(本人の意思とは裏腹に)~~ ツールにコントラストがあたってしまった形になっているが、この本は違う。内容が、やや同業者(コンサルタント)向けと思われる節もあるが、考える上で大事なこと、洞察力の磨き方などから、実際のコンサルテーション(問題解決)を行っていく上でのポイントを非常に平易に書いている。さらに、同氏の持論である地域国家論や政治・経済の問題にまで解決手法~~をつかった解説を試みており、全体の内容はすばらしいの一言だ。<P> 部分的に過去の文章の抜粋や、同氏が発信している通信誌などからの抜粋などがつぎはぎされているのも「アウトソース」と「モジュール化」を推進している同氏の主張を考えれば「ご愛敬」と言うものだ。とにかく、日本のサラリーマンの多くに読んでもらいたい。早速、会社で宣伝している。~

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