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痴呆を生きるということ ( 小澤 勲 )

著者は自分がガンで余命が無いことを知ってこの本を書き上げた。どのページからでも読み始めると良い。涙なくして読めないだろう。痴呆で罹病者も看護者も絶望へと突き落とされていく過程を読み上げていくには勇気がいる。NHKのドキュメンタリーで拝見したことがある。家族を批判してはいけないと言う。家族には長い歴史と培われた文化があるという。だから家族をなじってはいけないと言う。<BR>書名を見ると、なんとなく「安全運転の手引き」のようなしょうもない「道徳本」のようにみえるけれど、前書きから目を離せなくなる。何処を開いてもどんどん引き付けられていく。本全体が韻文=詩のように、一行一節一章が心の琴線に触れない物はない。読める時期がきたら手にとって見て欲しい。

周りの人の理解がないことが介護される身にとっても、介護者にとっても何よりも苦しいことだと思う。<BR>痴呆の典型的な症状を紹介し、それを受け入れていく必要があることを説くこの本は、痴呆(今は認知症というが)老人、及びその介護者にとって大きな支えとなるであろう。

 アルツハイマー病の原因は、わからない。さまざまな研究がなされているが、まだ、よくわからない。しかし、その周辺症状、特に、さまざまな問題行動についての原因は、ある程度、わかってきている。少なくとも、その原因を解明して、問題行動を改善した例がある・・・。<BR> 私の介護生活は、7,8年にわたった。その中で、多くの本を読んだが、この本との出合いは、決定的だった。その後、本人の容態は安定し、私たちの生活も安定した。<BR> ただし、病気も末期に近づけば、「彼らのこころを理解することで関係をつくろうとする志に限界が訪れる」。そして、「ただ、ともにある」という世界に・・・。<BR> 認知症や介護は、他人事ではない。その日が訪れて、あわててしまう前に、多くの人に、この本を読んでおいて欲しい。

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