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ベートーヴェンの生涯 ( ロマン・ロラン 片山 敏彦 )

なぜ音楽史においてベートーヴェンが特別なのか。<BR>イベントと化してしまっている第九演奏は別として本当に<BR>ベートーヴェンを理解し彼の音楽を愛している人は少ない。<P>これから彼の音楽を聴こうという人は本書を紐解くといいだろう。<BR>彼の音楽は、「芸術の至高の成就であると同時に雄雄しい道徳的徳性<BR>である」とロランは言う。<P>ベートーヴェンの「心の善こそが人間の卓越性の証拠である」、<BR>「哀れな悩める人類に役立ちたい」という思いが彼の音楽には<BR>込められている。そのような音楽家は後にも先にも居ないのである。<P>ロランの「地上の全民族から成る私たちは彼において結合する」と<BR>いう言葉は、彼を過度に英雄視していると捉えられなくもないが、<BR>彼の音楽にそう思わせるもがある事も確かなのだ。<P>しかしそれらと対比して「自分は一人も友を持たない。世界中に<BR>一人ぼっちだ」、「喜劇は終わった」という晩年の彼の言葉は<BR>寂然としている。<BR>そんな、人間ベートーヴェンを本書では垣間見ることができる。<P>これを機会に、ベートーヴェンの全交響曲だけでなく、<BR>16曲の弦楽四重奏と、32曲のピアノソナタを聴き直してみる事を<BR>おすすめしたい。これらにこそベートーヴェンの真髄が宿る<BR>からであって、本書への理解もさらに深まると思う。

熱いです。<BR>聴力を失った音楽家が悩み、悩み、<BR>そして生の喜びへと突き抜けていく。<BR>書くとチープなんでごめんなさいですが、<BR>読んでて泣きそうになるほどいいです。<BR>圧倒的に感動してしまいます。<BR>できれば家でオーディオで第九を流しながら、<BR>曲の流れと同じ感じで読みたいです。

僕は極めて良質でクセの強い文豪が他の芸術家1人に対してかなり入り込んだ愛を感じて、それを作品に表現するのを読むのが極めて好きである。そしてそこには必ず何かの色が生まれるはずである。ロマン・ロランは極めて難解な表現や例えを使ってベートーヴェンの音の素晴らしさを主張するが、それは難し過ぎて僕には殆ど理解出来なかった。しかし理解出来なくても魅力的でしょうがないところがまた素晴らしいではないか。

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