ちいさいおうち みんなこんな本を読んできた ちいさいおうち
 
 
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ちいさいおうち ( ばーじにあ・りー・ばーとん いしい ももこ )

小さい頃に何度も母に読んでもらった記憶があり、大草原の「ちいさいおうち」の運命が小さいながらも私の心に残っています。実家にボロボロの本が残っていました。先日、洋書版も見つけ購入しました。現代社会に置きかえてみても、昔のよき時代を思うことすら、ままならなくなり、本当に大事なこと、人間にとってなにが一番大事かがわからなくなってきました。開発、開発で見た目には整備され便利になった街・・・それによってこういう「ちいさなおうち」はほとんどなくなってしまいました。子供にも読み聞かせて、便利になることだけが幸せではないこと、大事なものを守り、大切にすることを学んでほしいと思います。

とても懐かしい本です。ときどき幼児の雑誌等であらすじっぽい作品をみかけますが、原作の良さを失わせていますね。小さいおうちに込められた作り手の想いが伝わってきました。環境破壊と便利な生活という大人の問題が、優しい言葉で語られていて本当にほっとしました。

小さい頃は何気なしに読んでいましたが、今考えるとまさにこれは都市化に<BR>対して疑問か、批判かを投げかけた作品ですね。<BR>100%擬人化されているのではないけど、ちょっと顔や表情のある家のイラ<BR>ストがあたたかい感じです。<BR>ビルに挟まれている「おうち」がすごくかわいそうに思えたことを今でも<BR>覚えています。<P>洋楽のビデオでも似たようなものがあったりして、また思い出させられまし<BR>た。

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ちいさいおうち&nbsp;「むかしむかし、静かないなかにちいさいおうちがたっていました。それは、ちいさいけれどとてもがんじょうにつくられた、強いおうちでした」 <br>&nbsp;&nbsp;&nbsp;こうして始まるバージニア・リー・バートンの『The Little House』(邦題『ちいさいおうち』)は、1943年、カルデコット賞に輝いた不朽の名作だ。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;ピンクのばら色をしたちいさいおうちは丘の上に建っている。りんごの花がつぼみをつけることで春の訪れを知り、初雪が舞うことで冬の到来を感じていた。だが、町の明かりが遠くに見えはじめたのをきっかけに、ちいさいおうちの周辺もどんどんと変わっていく。まず道ができ、そこに自動車やトラックが走りだし、整備されて道路となった。やがて道路はあちこちに延び、背の高い家やアパート、お店、車庫なども次々と完成、ちいさいおうちを取り囲んでいく。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;とうとう住んでいた人たちも引っ越してしまい、ちいさいおうちは町の真ん中でひとりぼっち。人工的な町の照明は明るすぎて、もはや太陽も月もわからない。ちいさいおうちは思う。「月あかりの中、かがやく白いヒナゲシのお花畑やりんごの木々がもう1度見たい」と。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;ぽつんと取り残され、町の中で窮屈そうにしている古ぼけたちいさいおうち。その姿に子どもたちは胸を痛めることだろう。だが、女の人が現れて、ちいさいおうちを田舎に移してやり、そこで幸せに暮らすという結末にほっとするに違いない。低年齢の読者は、あらすじや挿絵を追うのに夢中かもしれない。だが、本書は都市化の弊害をさりげなく子どもに伝えた、忘れられない作品である。
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