書評と引用 ザ・ゴール エリヤフ ゴールドラット
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「ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か」(エリヤフ ゴールドラット )、書評

 ザ・ゴールは、いわゆる経営上の問題について、その解決法を小説形式で述べた、いわゆるビジネス本である。

 だが、ザ・ゴールの作者、エリヤフ ゴールドラット氏の専門は、経営ではなく物理学である。エリヤフ ゴールドラット氏は、TOC(制約条件の理論)提唱者であり、ザ・ゴールは、その理論を、経営理論(本書では工場の効率化問題)に応用している。

 小説形式で描かれながら部分部分で平易に進められる理論は、理系の人間らしく理路整然としていてとても面白い。

 本書で語られる問題の焦点は、部分的最適化の問題である。どんな分野でも、多くの場合、各部分が最も効率のよいものになるように設計がなされるが、各部分で一見、効率がよいように見えても、全体として、効率が現れなければ何も意味がないこと。

 考えてみれば当たり前のことを、論理的に解決するために小説中の人物に試行錯誤させながら非常にクリアな理論を展開している。

 TOCの理論は、基本的には次のループによって構成される。(C)間瀬 誠様

ステップ 1 ボトルネックを見つける 制約条件を「見つける」
ステップ 2 ボトルネックをどう活用するかを決める 制約条件をどう「活用する」かを決める
ステップ 3 他のすべてを「ステップ2」の決定に従わせる 他のすべてを「ステップ2」の決定に「従わせる」
ステップ 4 ボトルネックの能力を高める 制約条件の能力を高める
ステップ 5 「ステップ4」でボトルネックが解消したら、「ステップ1」に戻る  

 なお、ザ・ゴールは、日本での発行後半年で三五万部を売り上げたことが知られている。

ザ・ゴール 企業の究極の目的とは何か エリヤフ ゴールドラット

ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か

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内容(「MARC」データベースより) 企業のゴール(目標)とは何か。主人公である工場長の夫婦間の葛藤も織り交ぜ、アメリカ製造業の競争力を復活させたTOC(制約条件の理論)を解説した小説。全米で250万部を超えるベストセラーをついに邦訳。(C) Amazon.co.jp

  
 
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