｢三四郎｣(夏目漱石)、書評
三四郎は、いわずとしれた夏目漱石の代表作のひとつ。
「門」、「それから」に続く夏目漱石の三部作である。
熊本から上京してきた三四郎の東京での学生生活を描いた話。
ものすごく有名で、文学史レベルでの評価もものすごく高いですが、自分の印象としては、
なんというか、煮え切らない話だなぁ。
というところでしょうか。
その煮え切らなさ具合が文学なんですかねぇ。
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三四郎
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内容（「BOOK」データベースより）
『それから』『門』と続く3部作の第1篇にあたる。大学生活を背景とする知的環境のうちに成長しゆく純潔なる一青年に、意識と反省を越えた世界では愛しながらも、意識と反省の世界では男をあなどりさげすむ聡明にして自由なる女性美禰子を配し、触れようとして触れ得ぬ思慕のたゆたいを描く。明治41年作。
--このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。
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