事変―リットン報告書ヲ奪取セヨ 池宮彰一郎
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「事変―リットン報告書ヲ奪取セヨ」(池宮彰一郎)、書評

 時代は、昭和初期。満州事変に伴う国際問題を解決するため、日本の外務省は、国連のリットン報告書を隠密裏に奪い取る計画を立てる。

 本書「事変」は、そのリットン報告書をめぐる外務省、軍部、そして、国際連盟の暗闘の物語だ。

 敵が、外国だけでなく、国内にもいる。というのが、このころの外務省の悲劇なのだろう。

 一部の人間の暴走に、ほかの多くの人が引きずられる。という現象は、実際のところ、歴史上、何度も起こっている気がする。

 それをとめるためにまっとうな人ががんばっても、結局、なかなかその流れを止めることができないのだ。

 そんなとき、その流れに乗っていない人は、自分の身の置き場をどこに置いたらいいのだろう。

 なお、主人公は、昭和初期の人間なのだけれど、著者は子供のころに実際に会っているらしい。

 昭和初期の話というと、感覚として歴史上の話なのだけれど、実際にその時代に生きていたという人が現代にも存在することを思い出すと、いつもちょっと不思議な感じがする。

  

事変―リットン報告書ヲ奪取セヨ

↑ご購入は、こちらからどうぞ。

内容(「BOOK」データベースより)
何としても関東軍の暴走を止めねばならない―昭和6年、柳条湖事件に端を発した「満州事変」は若槻内閣の不拡大方針に反して国際問題に発展。動乱の予兆が日本を被い始めた。時の元老・西園寺公望は元満鉄副総裁・松岡洋右を通じて関東軍解体の緊急手段を画策。それは「リットン報告書」を奪うべく"ある集団"を満州に解き放つ計画だった…。驚くべき状況下で展開する傑作長編。

  
 
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