みんないってしまう 山本文緒
■僕はこんな本を読んできた - 書評と引用 - ■
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 「みんないってしまう」(山本文緒)、書評

 以前も書いたけれど、僕は短編が好きだ。

 なくした恋。家族の死。友人からの疎外感。

 本書は、基本的には何かを失ったときの切なさをつづった短編集である。

 山本文緒さんは、吉川英治文学新人賞を受賞した「恋愛中毒」などの著書で知られるOL出身の小説家だ。

 恋愛中毒の時にも思ったけれど、山本文緒さんの書かれる話には、なにか切ない話が多い。

 何かを失ったときの喪失感や、人との距離感のずれなどを描きだされる。

 そして、人が誰でも持っている病んでいる部分が、その静かで抑制された文体に滲み出ている気がするのだ。

 読んでて、なにか、もやもやする。そして、何かを考える。

みんないってしまう 山本文緒

みんないってしまう (単行本)

みんないってしまう (文庫)

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内容(「BOOK」データベースより)
大人になるにつれ、ひとつずつ何かを失くていく。たとえば恋、信頼、友情だったり…そして残るのは自分。喪失を越え、人はたったひとりの本当の自分に出会う。かなしくも、いとおしい自分探しの物語。

内容(「MARC」データベースより)
たとえば恋、信頼、友情だったり…。大人になるにつれ、ひとつずつ何かを失くしていく。そして残るのは自分。喪失を越え、人はたったひとりの本当の自分に出会う。かなしくも、いとおしい自分探しの物語。

内容(「BOOK」データベースより)
大人になるにつれ、時間はだんだん早くなる。物事は思った以上に早いスピードで流され、手のうちからこぼれおちていく。そんな時、大切な何かをひとつずつ失ってはいないだろうか?例えばそれは恋、信頼、友情だったり…。そうして残されるのは自分だけ。喪失を越え、人はたったひとりの本当の自分に出会う。希代のストーリーテラーが贈るかなしくも、いとおしい自分探しの物語。

  
 
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