マッチ箱の脳 森川幸人
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 「マッチ箱の脳」(森川幸人)、書評

 マッチ箱の脳というタイトルからは想像しにくいかもしれないが、本書はAIの本である。(タイトルには脳という文字の上にAIというふりがなが振ってある。)

 といっても、難しい専門書ではなく、文科系というか一般向けの本であり、数式や専門的な言葉はできるだけ使わない形で書かれている。

 取り上げられている内容は、主にニューラルネットワーク(NN)と遺伝的アルゴリズム(GA)で、そのほかにエキスパートシステムやファジー、教科学習など、結構幅広い内容が取り上げられている。

 専門的な内容を、できるだけ平易に説明するという能力は、実際にその内容について研究することとはまた違った能力が必要で、専門ではない人が書いた方がむしろわかりやすかったりするものだ。

 本書はその典型で、イラストを多用し、平易な言葉で書かれており、なかなかにわかりやすい。いい本だ。と思う。

 筆者である森川さんは、ウゴウゴルーガのCGを作ったり、プレイステーションのゲームを作ったりしていらっしゃるクリエイターの方らしい。

 本書に取り上げられているニューラルネットワーク(NN)や遺伝的アルゴリズム(GA)を、森川さんは、そういうゲームに利用してこられたようだ。

 ニューラルネットワークや遺伝的アルゴリズムの研究はたくさんされているけれど、ゲームはもしかしたらもっとも有力な応用先の一つかもしれない。と思った。

 専門にやっている人が近くにいるだけに、かなり、ガツンときた本である。

 イラストを多用し、数式を使わない路線は、専門的に正しく書くことに負けないくらいとても素晴らしい路線だと思う。

 数学やら物理やら、ロボットやらで、こういうわかりやすい本を書きたいものだ。とかなり強く思う。

 できれば絵本がつくれればよいのだけど・・・。いつになるのやら。

マッチ箱の脳 森川幸人

マッチ箱の脳

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AI(人工知能)って何だろう。
1970年代に冬の時代に入ったAI研究は、急ピッチで進む遺伝子解析や、脳研究、インターネットなどの科学技術の発達により、再び息を吹き返しつつある。しかし本腰を入れて勉強する段になると、複雑な理論や高度な数式の壁が行く手を阻む。そこで、何とかAIをわかりやすく伝えられないか、という考えから生まれたのが本書である。
「文科系向けの本」と銘打ったこの本は、革新的なAIペット育成ゲーム『がんばれ森川君2号』の生みの親、森川幸人によって書かれた。ゲーム開発者の立場からAIとエンターテイメントの関係を模索する著者が語る、世にも楽しいAI入門書である。
煩わしさを避けるためあえて細部にはこだわらず、遺伝的アルゴリズムやニューラルネットワーク、エキスパートシステムなど、AIを代表するモデルの数々を広く浅く取り上げている。軽やかで親しみのわく語り口に加え、「脱力系」の可愛いイラストが随所にちりばめられていて、「プログラムも数学も苦手」という人でも楽しく読める。
また、ゲーム開発の苦労話やAIを取り巻くさまざまな最先端技術の紹介なども織り交ぜられているので、ある程度AIを学んだ人も読み物として楽しめる。(佐藤敏正)

内容(「BOOK」データベースより)
人工知能って、なんでしょう。SF映画に登場する、ロボットの脳ミソ?宇宙旅行をナビゲートしてくれる万能コンピュータ?いえいえ、人工知能は、もっと身近なところにあります。お天気予報からテレビゲームまで、実にさまざまな分野ですでにたくさん使われているのです。しかし、この人工知能、いったいどんな仕組みで動いているのでしょう。コンピュータも数学も苦手なあなたには、無縁のものだ、と思いますか?それでは、ちょっとそこにあるマッチ箱を使って「ちゃんと考える人工知能」を作ってみましょうか。その、小さなマッチ箱を原点に、将来、人類を、地球を救うかもしれない人工知能が作れたら、素敵だとは思いませんか。

内容(「MARC」データベースより)
なんとなく便利そうで、名前だけは知っているけど、その正体がわからない人工知能(AI)について、「がんばれ森川君2号」等のゲームで知られる著者が、文章と自らのイラストで素朴な疑問に答える。

  
 
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