口からうんちが出るように手術してください
■僕はこんな本を読んできた - 書評と引用 - ■
Welcome to MM-Labo.com / Mitsuharu Matsumoto Laboratory
 
 
●トップページ
 
●研究員紹介
●研究所規則
●著作権・免責・リンク
●掲示板
●アクセス解析
●お問い合わせ
●更新情報
 
仕事関連

▼お仕事のご依頼

執筆、取材、講演のお問い合わせはこちらからお願いします。

▼広告のご依頼

MM-Labo.com内への広告のご希望はこちらからお願いします。

サーチ


サイト内を検索
WWW全体を検索

Powered By Google

 

「口からうんちが出るように手術してください」(小島直子)、書評

 筆者の小島直子氏は、幼い頃の小児麻痺のために重度の障害者となっている。

 しかし、不自由なのは、身体的なものだけで、精神的にはごく明るい普通の女性だ。

 本書は、氏の幼い頃からの人生を振り返った一種の自叙伝である。

 とはいえ、口語体で書かれたその文章はどちらかというと日記に近い。

 障害者の生活は、実際、苦労が多い。なによりも辛いのは、プライバシーが保てないことだという。

 タイトルの「口からうんちが出るように手術してください」という言葉は、生活の中で特に問題になる排泄問題の解決への氏の心からの願いなのだ。

 とはいえ、本書の内容はタイトルから想像していた深刻なものではなくて、むしろ、不自由な生活を送りながら、どのようにしてポジティブな生活を送っているか、どのような思いで生きているかについて思いのたけを述べている。

 障害者の苦労は、実際のところ、なかなか分からないので、本書のような実際の障害者の方の書かれた本は、障害者の方々の生活を知るためのよい教材となるだろう。

口からうんちが出るように手術してください

口からうんちが出るように手術してください

↑ご購入は、こちらからどうぞ。

ダ・ヴィンチ 冗談ではない。口だって体の中と外をつなぐ穴の一つにすぎないのだ。障害者の多くが悩んでいる排泄の問題を真っ向からとらえ、ボランティアに支えられた生活、障害者の本当の意味での自立、また心のバリアフリーについて、明るく記している。 (ダ・ヴィンチ2000年7月号「今月の注目本100冊」 CopyrightcMEDIA FACTORY 2000.All rights reserved.)

内容(「BOOK」データベースより) 本書からはADL(身辺自立度)的には最重度に分類されてしまう、一見、自分の権限を全部委譲しているかのようなナオコが、みごとに近代の自立概念を超えて、自他のハーモニアスなケア関係をのびやかに、日々楽しんでいる様子が、伝わってくる。

内容(「MARC」データベースより) 9時とうんちと日記の話、カエル式大掃除、足がタイヤになっただけなのに、叶わない夢はない…。ADL(身辺自立度)的には最重度に分類されてしまう障害者ナオコが楽しみながらパワフルに生きる毎日とは?

  
 
サーチ:
Amazon.co.jpアソシエイト

 

Amazonは本のオンライン販売で世界的に有名なオンラインショップです。

現在では、書籍だけでなく、CD、DVD、ビデオ、ソフトウェア、TVゲームなども販売しています。

boopleSearch

Boopleは、日販IPSが運営する本のオンラインショップです。

豊富な在庫量を売りにしており、書籍在庫45万点を誇っています。Boople = Book + Peopleという名前の通り、書籍に特化して販売を行なっているようです。

e-BookOffは、古本販売で有名なBookOffのオンラインショップです。

古本屋ですが新書も多く取り扱っており、Amazonで在庫のないものでも扱っていることがあります。より安く書籍を購入なさりたい方には、お役に立つかもしれません。

 

■トップページ ■研究員紹介 ■MM総合研究所規則 ■ 著作権・免責・リンクについて ■アクセス解析 ■お問い合わせ


Valid HTML 4.01!  Valid CSS! MM-labo

Copyright(C) 2002 - Mitsuharu Matsumoto All rights reserved.