黄色い目の魚 佐藤多佳子
■僕はこんな本を読んできた - 書評と引用 - ■
Welcome to MM-Labo.com / Mitsuharu Matsumoto Laboratory
 
 
●トップページ
 
●研究員紹介
●研究所規則
●著作権・免責・リンク
●掲示板
●アクセス解析
●お問い合わせ
●更新情報
 
仕事関連

▼お仕事のご依頼

執筆、取材、講演のお問い合わせはこちらからお願いします。

▼広告のご依頼

MM-Labo.com内への広告のご希望はこちらからお願いします。

サーチ


サイト内を検索
WWW全体を検索

Powered By Google

 

「黄色い目の魚」(佐藤多佳子)、書評

 本書、「黄色い目の魚」は本サイトで運営している書評掲示板で紹介いただいた本である。

 紹介されてから、「しゃべれどもしゃべれども」や「ハンサムガール」など佐藤多佳子氏の本を何冊か読んだ。

 僕にとっては、いわゆる「波長があう」作家の一人である。

 人生には、その人の人生を決定付けるようないくつかの出来事が起こる。

 それは、

 友人との出会い。であったり

 恋人との出会い。であったり

 本との出会い。であったり

 風景との出会い。であったり

 師との出会い。であったりする。

 それは、傍から見ると、たいした出来事ではないかもしれない。

 しかし、そのささいな出来事が、その人の人生の意味の全てを決めることがある。

 本書には、二人の主人公がいる。

 一人は、村田みのりという少女。もう一人は木島という少年。

 この物語は、二人の人間の幼少期から高校までの人生の断片を切り取った物語である。

 絵画。という二人にとって鍵となるもの。それが、どのように彼らの人生にしみこんでいったのか。

 それを仲立ちにして、二人がどのように心を通わせていくか。

 過去の出来事が、その人の生き方にどのような影響を与えていくか。

 などの小説の主題が、細やかで繊細なタッチで、細やかに描かれている。

 絵を描くことを、小説家である佐藤氏が、こんな風に魅力的に描けるのは、小説を書くことと絵を描くことが本質的に同じものであるからなのかもしれない。

黄色い目の魚

黄色い目の魚

↑ご購入は、こちらからどうぞ。

内容(「MARC」データベースより)
イヤなことばかり。絵もサッカーも上手くいかない。でももう逃げない。自分だけのモチーフを見つけたから。舞台は鎌倉、揺れる2人の16歳を描く長編。

「黄色い目の魚」に関する掲示板の書評については、左記をご覧下さい。

  
 
サーチ:
Amazon.co.jpアソシエイト

 

Amazonは本のオンライン販売で世界的に有名なオンラインショップです。

現在では、書籍だけでなく、CD、DVD、ビデオ、ソフトウェア、TVゲームなども販売しています。

boopleSearch

Boopleは、日販IPSが運営する本のオンラインショップです。

豊富な在庫量を売りにしており、書籍在庫45万点を誇っています。Boople = Book + Peopleという名前の通り、書籍に特化して販売を行なっているようです。

e-BookOffは、古本販売で有名なBookOffのオンラインショップです。

古本屋ですが新書も多く取り扱っており、Amazonで在庫のないものでも扱っていることがあります。より安く書籍を購入なさりたい方には、お役に立つかもしれません。

 

■トップページ ■研究員紹介 ■MM総合研究所規則 ■ 著作権・免責・リンクについて ■アクセス解析 ■お問い合わせ


Valid HTML 4.01!  Valid CSS! MM-labo

Copyright(C) 2002 - Mitsuharu Matsumoto All rights reserved.