下流志向 内田樹
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「下流志向」(内田樹)、書評

 下流志向は、2007年1月に発売になったベストセラーで、Amazonのトップ100に入っていたので読んでみた作品。

 タイトルからわかるように、自ら努力して上昇しようという方向ではなく、自ら下流におちようという人が増えているよ。それはなんでだろうねー。ということについて書いた本。

 下流志向になってしまう原因は、消費者の目を幼くして身につけてしまっているから。

 というのが、大雑把な要旨。

 書評を見ると好みが分かれているみたいであるが、考え方としてつまみ食いできる部分はいくつかあると思う。

  

下流志向

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商品の説明
下流志向
我が国の格差問題の原因について、1つの衝撃的な解答を示す書。若年層が社会から逸脱し下流に落ちるのは環境ややる気の問題ではなく、まともな生活を営むうえで決定的な能力が欠落していることによると説く。著者の専門は文学・思想史であり、統計的な分析や実地調査に基づく分析は用いていない。しかし、人間のあり方そのものを深く洞察する手法で「学び」と「労働」を放棄する若者の思考のメカニズムを、説得力をもって解明していく。
我が国で下流に落ちる若者たちは、人類史上初めて登場したタイプではないかと言う。彼らは生きるために必要な知識を学ぶという当然の行為を否定する。その裏には「無知のままで生きる不安を感じずにいられる」という絶望的な特徴があると指摘する。これは貧困や劣悪な生活環境によって「教育を受けたいが受けられない」といった、従来存在した下層社会の問題とは根本的に異なる。彼らにとって教育や労働は強制された「苦役」でしかなく、避けられるものならば避けて通りたい面倒ごとにすぎないと言う。

そうした若者が増殖する原因の1つは「孤立化」だと言い、社会の目に見えない相互扶助ネットワークから一度逸脱してしまうと、下流生活が定着化してしまうと憂える。

(日経ビジネス 2007/03/26 Copyrightc2001 日経BP企画..All rights reserved.)

出版社/著者からの内容紹介
日本の子どもたちの勉強時間は年々短くなり、いまや世界でも最
低水準になってしまった。彼らは、積極的に「学び」から逃避している。その結
果が学力低下を招いているのである。
また、若者たちも「労働」から逃避している。85万人といわれるニートは、自
らの意思で知識や技術を身につけることを拒否して、自分探しをしながら階層下
降している。
格差社会ニッポンのなか、逃げ続ける新しいタイプの弱者たち。
このままでは日本社会に未来はない。
なぜこのような事態が訪れたのか、処方箋はあるか──いまもっとも注目され
る論者が、難問に挑む!

  

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