海馬/脳は疲れない 池谷裕二、糸井重里
■僕はこんな本を読んできた - 書評と引用 - ■
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「海馬/脳は疲れない ほぼ日ブックス」(池谷裕二、糸井重里)、書評

 ほぼ日刊イトイ新聞は、個人としては日本でトップクラスのアクセス数を誇るウェブサイトである。

 で、その糸井重里さんが、ほぼ日ブックスというのを出していて、これはそのシリーズ第二弾の1作目。

 海馬の研究者であり、「記憶力を強くする」の著者である池谷裕二氏との対談集。

 海馬は脳の中で何を記憶するかを選択する領域で、この部分がなくなると長期記憶ができなくなるらしい。

 博士の愛した数式の主人公の博士は、この海馬がないわけだ。

 コピーライター糸井重里さんがその独自の視点で、頭がよい。悪い。脳の疲れなど脳全般にかかわる話題について脳研究者と語り合う。

 対談集ってあんまり読まないのだけれど、本書はなかなか面白いと思った。

 ほぼ日ブックスシリーズはかなり面白そうなので、このあとも物色していく予定である。

 シリーズ第一弾の”ほぼ日ブックス”には、調理場という戦場などがある。 

  

海馬/脳は疲れない ほぼ日ブックス

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ベストセラー『記憶力を強くする』の著者であり、気鋭の若手脳研究家、池谷と、クリエイターとして豊富な発想のノウハウをもつ糸井。この2人が、頭のよさや脳の使い方などをテーマに、興味深い対話を繰り広げている。

たとえば、「『頭がいい』と『バカ』の差」について。2人は、記憶された情報を整理し、お互いを関連づけて、的確に表現できるかどうかや、「頭が真っ白」になるディスコミュニケーションの状態に陥るか否かなどのポイントに着目。最終的に、周囲との関係を遮断し、情報の入力をやめれば脳の働きはよくならないことを指摘している。ここで、自分の頭がどんな状態にあるかをチェックすることも可能である。

また、池谷は「脳は、ぜんぜん疲れない」「30歳以降に、脳の能力は飛躍的に伸びる」といった、脳に関する意外な事実を数多く教えてくれる。とくに記憶のカギを握るという「海馬」の研究の様子が述べられたところは、未知の領域に踏み込んでいくような興奮をもたらしてくれる。一方、そうした脳の科学を、クリエイティブな思考や生き方の問題などに押し広めて論じる糸井の話術はじつに巧みである。その知的好奇心のもち方には、見習うべきところが多い。

タイトルどおり、頭がよくなる可能性が科学的に証明されているほか、「よりよく生きる」ために頭をよくするという志の大きなメッセージが込められている。年齢とともに頭の働きも衰えると思い込み、マイナス思考に陥っているような人に、希望を与えてくれる1冊だ。(棚上 勉)

出版社/著者からの内容紹介
「自分の頭は十分に使われていない」と感じたことはありませんか?頭をうまく使えなかったゆえに、損な目に遭ってしまったこと、ありませんか?あなたの脳のチカラは生かされないまま眠っているかもしれません。どんな年齢であっても、「脳は使い尽くせる」と気づきさえすれば、才能はいくらでも伸ばすことができるのです。自分は「カシコくない」と思ってしまっている人、必読です!!


内容(「MARC」データベースより)
脳の「海馬」という部分についての研究に従事する、東京大学薬学部助手の池谷裕二と、『ほぼ日刊イトイ新聞』を主宰する糸井重里の対話の中から、「よりよく生きる」ことと「より頭をよくする」ことのつながりを探る。


著者からのコメント
あかるくなれる脳の話。
失敗や失恋が頭をよくする。

頭がよかったら、
もっといろんなことができたのになぁ。
私は、そんなに頭のわるい
人間じゃないと思うのになぁ。
でも、頭がいいから幸せだとも
言えないよなぁ。

たぶん、ほとんどの人が、
そう思っている。
だから、この本が必要なんだ。(糸井重里)


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
池谷 裕二
1970年生まれ。東京大学薬学部助手。98年、海馬の研究により、東京大学大学院薬学系研究科で薬学博士号を取得し、現職

糸井 重里
1948年生まれ。広告コピーを手がけながら、ゲーム制作、作詞、詩、エッセイ、小説などの活動を行う。1998年よりインターネット上に、『ほぼ日刊イトイ新聞』を開設。現在は1日のアクセス数が50万件にまで成長している

  

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