「ペンキや」(梨木香歩、出久根育)
小さい頃亡くなった父親の仕事。ペンキや。
主人公のしんやはそれと同じ職を継ぐ。
なかなか、お客様の望むような色を出すことのできないしんや。
そのしんやが父の渡った国にわたりペンキ屋として成長する。
この物語はその成長の過程を描いた絵本である。
なんだか不思議な印象の物語を書かれる方である。という印象。
梨木香歩さんの物語は、蟹塚縁起といい、やや大人向けの絵本が多いようだ。
難しい言葉も結構出てくるし、内容としても単純ではない。
読んでいる印象では、文章を書くとき、子供向けであるということをたぶん意識していないように感じた。
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ペンキや
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内容（「MARC」データベースより）
しんやは小さい頃に亡くなった父親と同じペンキ屋になった。お客のもっとも望む色を探し出し、人々を幸せにするペンキ屋に…。一人の職人の一生を、異国的なタッチの絵と静かな言葉で奏でるファンタジックな本。
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