書評と引用 病院で死ぬということ 山崎章郎
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「病院で死ぬということ」(山崎章郎)、書評

 当時、一医師であった筆者が、病院、或いは、自宅で末期ガン患者として死んでいった10人の人々の死を綴った事実に基づく物語。 

 彼がその序文の中で述べているように、基本的にこの本は、病院は人間が死を迎えるような場所ではないという紛れも無い現実を綴った前半5編と、そのような現実の中でも我々の努力によって人が尊厳ある死を迎えることができるのだということを示唆する後の5編からなっている。 

 そして、医師として経験してきた様々な現実を通して辿り着いた死に対する彼の意見と、そこから派生するホスピスについての彼の考えが述べられている。 

 一医師の視点から、人間が、受け入れねばならない死というものについて綴られた非常な良書であり、ベストセラーになった。読んだことの無い人には読むことを強くお勧めする。私が、これまでに読んだ中でもっとも衝撃を受けた本の一つである。確か、映画にもなった。私はまだ見ていないが。

 なお、氏は現在、聖ヨハネ会桜町病院にてホスピス医として勤務されている。 いつかお会いしてみたい。

 上記は、この本の続編である「続病院で死ぬということ」の作者紹介の欄を参考にして記述したものだが、最近出版された「看護婦ががんになって」という本を読んだところ、それは変わっておられないようだった。

 全国のホスピス情報については下記を参照にしていただければ幸いです。

緩和ケア(ホスピス)病棟を有する病院一覧

 URL:http://www.hiroshima-cdas.or.jp/home/term/hospice.html

癌保健サービス 自由診療保険「メディコム」誕生。  

病院で死ぬということ(文庫) 山崎章郎 文庫

病院で死ぬということ(ハードカバー) 山崎章郎 ハードカバー

病院で死ぬということ(文庫) 病院で死ぬということ(ハードカバー)

山崎章郎の作品

続 病院で死ぬということ―そして今、僕はホスピスに(文庫)

続 病院で死ぬということ―そして今、僕はホスピスに(ハードカバー)

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出版社/著者からの内容紹介 人間らしい、おだやかな時間と環境の中で、生き、そして最期を迎えるために──人間の魂に聴診器を当てた、若き医師の厳粛な記録

内容(「BOOK」データベースより) 医師である著者は、末期ガンの患者たちの闘病と死に立ち合って思った。一般の病院は、人が死んでゆくにふさわしい所だろうか。医療者にまかせるのではなく、自分自身の意思と選択で決める自分の死を迎えるには、どうしたらいいか…。これは患者と理解し合い、その人の魂に聴診器をあてた医師の厳粛な記録。

内容(「BOOK」データベースより) これは、すべて事実をもとに書かれた物語である。その年の1月12日未明、ひとりの男性が死んだ。末期食道ガン。この患者の最期は悲惨なものであったが、病院での死としてはけして珍しいものではない。末期ガン患者の多くは、多忙な一般病院の医療システムの中で見捨てられて死んでいくのが現状だからだ。人は90%が病院で死ぬ。だが、今の病院は人間らしく死んでいくのにふさわしい場所ではないということを知ってもらいたい。16年間で1万人の患者とかかわってきた外科医が、医療者としての痛惜の思いをこめながら現在の日本の終末期医療の現状を変えたい、いや変えうるのだ…と訴える。 (C) Amazon.co.jp

「病院で死ぬということ」に関する掲示板の書評については、左記をご覧下さい。

  
 
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