狼と香辛料 支倉凍砂
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「狼と香辛料」(支倉凍砂)、書評

 狼と香辛料は第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞作であり、支倉凍砂さんのデビュー作。

 TVアニメ化もされていて、9巻まで出ている人気シリーズになっているようである。

 豊穣の神であるホロが少女の姿を取って、行商人ロレンスとの二人旅に出る話。

 香辛料を手に入れるのは物語も最後になってからなので、はじめから続きが意識されていたのかもしれない。

 ホロとロレンスが出会い、香辛料を手に入れるまでの始まりの書である。

  

狼と香辛料

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内容(「BOOK」データベースより)
行商人ロレンスは、麦の束に埋もれ馬車の荷台で眠る少女を見つける。少女は狼の耳と尻尾を有した美しい娘で、自らを豊作を司る神ホロと名乗った。「わっちは神と呼ばれていたがよ。わっちゃあホロ以外の何者でもない」老獪な話術を巧みに操るホロに翻弄されるロレンス。しかし彼女が本当に豊穣の狼神なのか半信半疑ながらも、ホロと共に旅をすることを了承した。そんな二人旅に思いがけない儲け話が舞い込んでくる。近い将来、ある銀貨が値上がりするという噂。疑いながらもロレンスはその儲け話に乗るのだが―。第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
支倉 凍砂
1982年12月27日生まれ。『狼と香辛料』で第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  
 
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