ちびくろ・さんぼ みんなこんな本を読んできた ちびくろ・さんぼ
 
 
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ちびくろ・さんぼ ( ヘレン・バンナーマン フランク・ドビアス 光吉 夏弥 )

大好きです!幼稚園ぐらいだったと思うのですが、トラがグルグル回ってバターになってオヤツに!!という一連の流れがたまりませんでした。 <br /> <br />ところが、ある日姉が「差別がどうのこうので、軍服着た外人さんが絵本を回収にくる」という事を私に吹き込み、真に受けた私は、良く理解できないながらも、見つからないように絵本を隠しました。 <br />あの頃の不安は忘れられません(笑)

懐かしいです!もう大好きな絵本でした。なんといったってトラがバターになって溶けちゃってそれをお母さんのまんぼが、ほっとけーきにしてくれるところが大好きでした。真面目にトラは溶解するとバターになるのである。と信じていました。それから、さんぼの出で立ちが大好きでした。赤い上着、青いズボン、緑の傘に紫色の靴。真っ黒なさんぼにピッタリです。それからさんぼは散歩に出かけて、トラ達に一枚一枚ひとつひとつ追い剥ぎにあう羽目に事は進んで行くんですが、赤い上着や青いズボンを取り上げて、着たり履いたりするトラさんがまた無茶苦茶可愛い!緑の傘を尻尾にまいたトラなんか最高です。 <br /> <br />村上春樹が「ノルウエイの森」の中で「トラが溶けてバターになってしまうぐらい君の事が好きだ。」と、高島屋の屋上で抱き合い、雨の中の美しいキスシーンを演じた後、ずぶ濡れになって彼女のアパートにふたりで帰った主人公が、抱いて欲しがるガールフレンドの緑を慰めながらの口説き文句に使っていました。正に日本の古典。ももたろうに匹敵する戦後日本の教養です。

実に個性的で興味深い絵本です、子供の頃、多くの絵本を読んで育ちましたが大人になっても明確に内容を覚えている絵本は実はこれだけなのですが、それだけこの絵本が素晴らしいという事ですね。 <br />中でも虎たちがぐるぐると回って美味しそうなホットケーキの食材になるなど今、考えても実に美味しそう。 <br />お子様に後々まで印象に残る絵本をとお考えならば、ぜひ、この名作を読んであげて下さい、ちなみに私の友人もこのお話、しっかりと覚えているそうです、どうです、もう決定でしょう?。

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