日本人によって書かれたこれまでのビジネスNLP本は、NLPを理解できていない人がNLPの知識を適当にかじってセールステクニックなどと称して出版したものが多い。一方、この本は、NLPを理論的にもちゃんと理解した著者が、しかも、実践で検証した結果のフィードバックを反映させて書いたものである。質の高い本であるのは当然である。

正直NLPに対してはうさんくささを感じていました。 <br />しかし、あるきっかけでラポールの概念、アンチラポール状態という <br />ものを理解したときNLPの必要性がわかりました。 <br /> <br />この本ではセルフコントロール、エクササイズという部分が多いので <br />その内容だけ見ているとちょっと超自然的なうさんくささを感じるところも <br />ありますが、心のコントロールなのでそういうのはある程度避けられない <br />のかも知れません。 <br /> <br />それでも特にビジネスの本質を見極めたり部下との接し方などで <br />NLPのやり方をどうやって使っていくのか、著者の失敗談もふまえて <br />ではどうしたらよかったのか？今はどうしているのかということを <br />うまく説明していると思います。 <br /> <br />エクササイズはまだやれてないですが、この本のエッセンス部分だけでも <br />実際に活用できる部分が多いと感じました。