「がん」になってからの食事療法―米国対がん協会の最新ガイド みんなこんな本を読んできた 「がん」になってからの食事療法―米国対がん協会の最新ガイド
 
 
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「がん」になってからの食事療法―米国対がん協会の最新ガイド ( 米国対がん協会 坪野 吉孝 )

 米国対がん協会が公表した、がん患者向けの食生活指針の翻訳版。健康な人が、がんになるのを予防するための食生活に関する書籍はこれまでにも多数あったが、がんにかかった人が、再発や二次がんを予防し、生活の質を高めるための食生活に焦点をあてたガイドとしては、初めてと言える。<p> 食事療法や栄養素補給剤(サプリメント)を通じて再発や二次がんを防ぐことができるという。やはり「食」生活が肝心なのかと健康者でも痛感させられる一冊だ。<br>。

がん患者本人、またはその家族となると、いろいろな情報を集めることとなります。坪野 吉孝氏の本はどれをとっても最初の基礎知識となる情報の判断方法の視点を提供してくれます。<p>この本は本文もよいのですが、(例:頭頸部がん患者は酒を飲むべきでないなど)解説も非常に優れています。<p>EBMに基づいた「健康情報の信頼性を評価するためのフローチャート」だけは是非目を通して、家族全員が頭にたたき込んでおきましょう。<br>研究デザインについては、知りたい人だけでいいでしょう。

 がん予防のためではなく・・・、<br>がんの摘出手術が終わった人、がんを小さくする治療を始めた人は、何を食べればよいか?<br> もちろん、再発や転移は抑えたい。では何を食べれば・・?<br>科学的な根拠をもとに、部位ごとに提示されています。<br>がんと共に生きていこうと思っている患者さん、<br>患者さんと一緒に歩いていきたい、お友達や家族の方へ。<p> データとしての、根拠のない食べ物ではなく、こんなものを一緒に食べていきませんか? 

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