ゼロの使い魔(2) 風のアルビオン みんなこんな本を読んできた ゼロの使い魔(2) 風のアルビオン
 
 
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ゼロの使い魔(2) 風のアルビオン ( ヤマグチ ノボル 兎塚 エイジ )

 今や流行語になりつつある「ツンデレ」が、色濃く表れている人気ファンタジーシリーズ第二巻! <br /> 前作から引き続きツンデレヒロイン、ルイズに振り回される主人公サイトの前に、ルイズの婚約者ワルド子爵が現れる。 <br />  <br /> この突如現れた、恋のライバルに戸惑うサイトの様子は注目です。 <br />  <br /> ヒロインの婚約者が登場という展開はよくあり、今さらと思う方が多いと思います。 <br /> ですが、決してベタベタでつまらない内容ではなく、物語の流れにうまく乗せて書かれていますから、楽しんで読むことができます。 <br /> さらに本編では、アクションの場面が非常に強く描かれていて、RPGやゲームの戦闘シーンが好きな方は、特に入れ込んで楽しむことができます。 <br /> そして本作は、ギャグやラブコメの要素が強いのですが、二巻は全シリーズを通して見ると少なく思えます。 <br /> 一巻目と同じ乗りで読むと、若干の違和感を感じるかもしれません。 <br />  <br /> 

前巻よりもクオリティが上がっています。面白いです。 <br />主人公の頭には、温泉がわいているとしか思えない行動をしています。 <br />読者もだんだんそれに釣られていくように、この世界に引き込まれる感じがします。 <br />

前巻ラストでの舞踏会で急接近した才人(サイト)とルイズ。 <br />すっかりのぼせ上がったサイトは、図に乗ってなんとご主人様であるルイズに夜這いを・・・・という強烈な出だしで始まる第2巻でございます。 <br /> <br />その顛末は言わずもがな、ですが、結果としてサイトに「犬」という、新しい称号が進呈された記念すべき巻であります。 <br />彼は剣を握ると滅法つよく、「伝説の使い魔」「ガンダールヴ」などと呼ばれてチヤホヤされるわけですが、ご主人様の前では、あくまで「犬」です。このギャップが素晴らしい。 <br /> <br />さて、今巻のお話としては、ルイズの婚約者であり、後々色々な意味でサイトのライバルになってゆくワルド子爵の登場、浮遊大陸アルビオンへの突入作戦、アンリエッタ王女の想い人であるウェールズ皇太子との出会いと別れ、などなど、ストーリーが大きく動く重要な巻であると言えます。空中を舞台にした激しい闘いの描写に、アニメ映画の傑作「ラピュタ」を思い起こす人も多いでしょう。 <br /> <br />終盤は、このシリーズらしからぬ重く悲しい展開になりますが、それでも最後はサイトとルイズのキスで締めるのが、やはり「ゼロの使い魔」たるゆえん。読者がこのシリーズに望むのは、悲恋物語や壮大な英雄譚よりも、ルイズのツンデレぶりを楽しむラブコメ話である、という事なのでしょう。 <br />今巻の「夜這い」と「キス」は、後々重要な意味を持ってきますので、「ゼロの使い魔」をシリーズ通して楽しみたい方には、この第2巻は必携必須であると言えるでしょう。

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